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天武

天武
詳細
名前 “天武”
リーダー エルヤー・ウズルス
タイプ ワーカー
拠点 帝都アーウィンタール
Media
登場作品 web版
書籍版

「・・・・・・って! うげぇ、あいつもいるの? あー、そうか。じゃぁ、あそこにいる森妖精の娘たちは・・・・・・最悪。死ねよ、糞」

────半森妖精の敵意に満ちた呟き

概要
 バハルス帝国の帝都アーウィンタールに拠点を置くワーカーチームである。4名で構成されるチームではあるが、実質的にリーダーを張るエルヤー・ウズルスのワンマンチームといえる。

 チームを構成する3名は、いずれもエルヤーがスレイン法国の奴隷商から買い上げた、特殊技術を持つ森妖精(エルフ)の女奴隷たちである。彼女らエルフの特徴である長い耳は、奴隷の証として半ば辺りから切り落とされている。
 商品となる過程において徹底的に痛めつけられた彼女らは、もはや反抗するという考えを完全に失っていた。

 彼女らは嗜虐的趣向を持つ主人の、歪んだ欲望を満足させる捌け口として、公然と虐げられている。エルヤーの亜人種を蔑む態度は苛烈極まりなく、同じチームのメンバーとして思いやる気持ちは全く無い。与えられた装備も、冒険に必要な最低限の粗末なものだけだ。
 更には飽きたという理由だけで、大枚をはたいて買ったエルフを、磨り潰すように使いもする。仮に依頼中に失うとしても、次の交換要員をどうしようかと考える程度にしか、リーダーの心は動かされないようだ。

 彼らは遺跡調査依頼においてナザリック地下大墳墓第一階層を探索し、演習場で待ち受けていた者たちと対峙する事となる。
 ハムスケ(web版はブレイン)に立ち向かったエルヤーは死亡し、他のメンバーは生き残る。その後の3名の奴隷たちの処遇は不明であるが、web版では第六階層のアウラの自室にて、身の回りの世話をする役目を担っている。

強さ
 メンバー間で主人と奴隷という上下関係もあり、エルフの3人はエルヤーの指示無しに動く事が困難なため、チームとして柔軟性や行動のスピード感に欠けるきらいがある。

 オリハルコン級戦士を倒すだけの実力を持つエルヤーの剣技は、依頼に加わった全18名のメンバーの中で群を抜いている事は紛れも無い事実であったが、今回の遺跡調査依頼に参加したワーカーチームの中で“天武”のチームとしての力が劣ることは、他のどの参加者の目から見ても明らかだった。(事実、アインズからは『実験に適さない』という理由で第六層への招待から弾かれていた。実に運が良いことに。)

 それでも依頼が来ていたということは、冒険者で言うところのミスリル級の実績を持つことで最低限依頼を受けるだけの用件を満たしてはいた、という事なのだろう。依頼したフェメール伯が、他のチームの士気に与える影響まで考えていたかどうかは、甚だ疑問ではあるが。

メンバー

エルヤー・ウズルス

リーダーであり、オリハルコン級戦士すら屠れる程の腕を持つ剣士。〈能力超向上〉を擁する天才的な剣の実力に対して、まるで反比例したかのような人間性しか持たない。戦闘狂かつ人格破綻者で、同業者から忌避されている。人間以外を蔑視するほか、自分より弱い者も蔑んで憚らない。
野伏 ダンジョンで役立つ捜索技能を持つ唯一のメンバーにもかかわらず、飽きられたために命を粗末に扱われていた。ハムスケからは魔法詠唱者だと思われていた。
神官 二人のうち、少なくとも一人は治癒魔法が使える。(どちらのクラスも治癒魔法を習得可能) また、それぞれ何種類かの強化魔法を使うことが出来る。
森祭司


小ネタ

  • エルフは人間社会において人権というものを持たず、さらにそれが奴隷ともなれば、どんなに非道な仕打ちをしたとしても罪に問われない。(表立ってそういうことをすれば、周囲に心底軽蔑される事は間違いないが)
  • たとえ依頼中であろうが、メンバー達とヤルことに躊躇いの無いエルヤーではあるが、さすがに複数合同での依頼であるために今回ばかりは自重したようだ。
  • 書籍版での処遇は不明であるものの、奴隷の身である彼女たちは、アインズが言うところの『断れない事情』により、情状酌量の余地があると解釈できる。
  • チームを組んでくれる当てが無かったので奴隷を買って数合わせに使うという、異端の采配をした鬼才がいたような気がするが、彼が“天武”を発想の起点としたかは定かではない。


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年表

オーバーロード年表

2010年 5月9日 「Arcadia」にてWeb版『オーバーロード』投稿開始(ペンネームは「むちむちぷりりん」)
2012年 3月30日 「小説家になろう」にWeb版『オーバーロード』を移転
6月14日 書籍化に伴いペンネームを「むちむちぷりりん」から「丸山くがね」に改名
7月30日 書籍版『オーバーロード1 不死者の王』発売
11月30日

書籍版『オーバーロード2 漆黒の戦士』発売
(特定店舗のみ購入特典小冊子「おーばーろーど番外編がーるずとーく」配布)
『オーバーロード』小説がシリーズ累計10万部を突破

2013年 3月30日 書籍版『オーバーロード3 鮮血の戦乙女』発売
7月31日 書籍版『オーバーロード4 蜥蜴人の勇者たち』発売
ドラマCD『封印の魔樹』付特装版も同時発売(魔樹ザイトルクワエと戦う守護者たちのエピソード)
12月28日 書籍版『オーバーロード5 王国の漢たち 上』発売
2014年 1月31日 書籍版『オーバーロード6 王国の漢たち 下』発売
ドラマCD『漆黒の英雄譚』付特装版も同時発売(守護者記念大オークションとモモンさーんが貴族の成人の義を護衛する2つのエピソード)
8月30日 書籍版『オーバーロード7 大墳墓の侵入者』発売(帯にアニメ化企画進行中の告知)
『オーバーロード』小説がシリーズ累計40万部を突破
11月 「月刊コンプエース」にてコミカライズの連載が開始(漫画:深山フギン)
12月24日 Web版『オーバーロード:後編』は学院-8の投稿を最後に休載中
12月26日 書籍版『オーバーロード8 二人の指導者』発売
2015年 6月26日 コミック版『オーバーロード(1)』発売
6月29日 書籍版『オーバーロード9 破軍の魔法詠唱者』発売
『オーバーロード』小説&コミックスがシリーズ累計60万部を突破
7月6日 Webラジオ『オーバーロード〜至高のラジオに忠誠の儀を〜』配信開始
パーソナリティはアウラ役の加藤英美里とマーレ役の内山夕実。隔週月曜配信
7月7日 テレビアニメ『オーバーロード』放送開始
7月25日 コミック版『オーバーロード(2)』発売
8月4日 ちびキャラアニメ『ぷれぷれぷれあです』放送開始
5話以降のAT-X本編終了直後に放送(地上波では放送なし)
数日遅れで公式サイトおよびYouTubeでも2週間限定配信
『オーバーロード』小説&コミックスがシリーズ累計100万部を突破
8月20日 オーバーロード』小説&コミックスがシリーズ累計150万部を突破
8月26日 CD「テレビアニメ『オーバーロード』」OPテーマ「Clattanoia」
CD「テレビアニメ『オーバーロード』」EDテーマ「L.L.L.」発売
9月16日 『オーバーロード』×『ログ・ホライズン』コラボCMを公開
9月25日 『オーバーロード』小説&コミックスがシリーズ累計200万部を突破
9月26日 BD&DVD『オーバーロード』第1巻発売
9月28日 Webラジオ『オーバーロード〜至高のラジオに忠誠の儀を〜』配信終了(全7回)
9月30日 テレビアニメ『オーバーロード』放送終了(全13話)
ちびキャラアニメ『ぷれぷれぷれあです』放送終了(全8話)
BD&DVD第1巻発売記念「ぷれぷれぷれあです」特別編がYouTubeで配信
10月10日 月刊誌コンプティーク『オーバーロード特集』発売
10月25日 ラジオCD『オーバーロード~至高のラジオに忠誠の儀を~』発売
(全7回の配信+キャラホビの公開録音を収録)
10月28日 BD&DVD『オーバーロード』第2巻発売
10月31日 『アニメ「オーバーロード」完全設定資料集』発売
11月18日 オンラインゲーム『テイルズウィーバー』とのタイアップ開始
作品に関連した限定イベントやキャラクターになりきれる変身マントなどを実装
(2015年11月18日-12月16日の期間限定)
11月25日 BD&DVD『オーバーロード』第3巻発売
12月25日 BD&DVD『オーバーロード』第4巻発売
12月26日 コミック版『オーバーロード(3)』発売
『オーバーロード』小説&コミックスがシリーズ累計220万部を突破
2016年 1月27日 BD&DVD『オーバーロード』第5巻発売
2月24日 BD&DVD『オーバーロード』第6巻発売(全6巻)
3月1日 BD&DVDの売上枚数が全巻1万枚超えを達成(累計6.8万枚)
巻数    初動       累計     
      BD(DVD)    BD(DVD)
01巻 *4,043(**,681) 11,764(*1,637) 合計 13,401枚
02巻 *9,622(*1,391) 10,660(**,***) 合計 12,051枚
03巻 *8,961(*1,309) *9,705(**,***) 合計 11,014枚
04巻 *8,707(*1,325) *9,554(**,***) 合計 10,879枚
05巻 *8,969(*1,341) *9,348(**,***) 合計 10,689枚
06巻 *8,978(*1,429) **,***(**,***) 合計 10,407枚
4月 『オーバーロード 』アルベド おっぱいマウスパッド発売予定
 2017年


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おーばーろーど番外編がーるずとーく
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東の巨人

東の巨人
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詳細
名前   グ
通称  東の巨人
性別  男
種族  妖巨人(ウォー・トロール)
役職 東の森の王
住居 地下洞窟
Media
登場作品 書籍版


「東の地を統べる王である、グ、に名乗ることを許してやる!」


概要
「東の巨人」は、トブの大森林東側一帯を支配していたトロールの別名である。本名は、グ。
アーグの話によれば森を支配する「三大」の一角で、トブの大森林における枯れ木の森をぬけた東側で勢力を築いていたらしい。配下には、多数のトロールやオーガなどを従えている。
通常のトロールよりも筋骨隆々な立派な体躯をしており、分厚い革鎧とアインズモモン状態で使用するグレートソードよりも巨大な魔法の大剣を装備している。直接的な強さは「三大」の中でも頭一つ抜けていたようで、同じ「三大」の一角である「西の魔蛇」リュラリュースは、もう少し頭もよければ森はグに支配されていただろう、と発言していた。

エンリの依頼を通して「三大」の存在を知ったアインズが、大森林を完全に支配下に入れる目的と、ハムスケのような珍しいモンスターなら手に入れたいというコレクター的な理由でアウラとともに直接捕獲に出向いた。しかし、自身の強さに慢心した高慢な態度でアインズに接したため、アインズの興味が失せてしまいその場にいた配下ともども皆殺しにされた。その後、死体はアインズスキルによってゾンビ化され、ルプスレギナへの試験を兼ねたカルネ村襲撃作戦に利用された。襲撃以降グの大剣は、ゴブリン軍団隊長のジュゲムが所持している。しかし、通常武器よりは切れ味がいいものの、込められた魔法効果である毒は、ジュゲムレベルで抵抗できる程度の微妙なものらしい。

強さ
トロールは適応能力が高く、環境に適した様々な多様性を持つという特徴があるが、東の巨人はその中でも戦闘に適応し特化した「ウォー・トロール」とも言うべきユグドラシルには存在しなかった特殊な個体である。同一年齢で比較すれば、トロール派生種族の中で最強の戦闘能力を持っている。加えて、天性の才能により刀剣を扱うことができ、戦士としての能力に覚醒している。
人間を遥かに凌ぐ体躯、種族的に保有する強力な再生能力、加えてハムスケと同程度の30lv強のステータス、と現地基準で言えば英雄級の者たちでなければ相手ができない化物である。

所持する大剣による連撃は、アインズがこの世界で戦った者たちの中でもトップクラスの破壊力を持つと判断されていた。なによりも、保有する再生能力は圧倒的で、ミンチにされても再生するほど。実際、東の巨人はアインズに手足のみでなく頭部を半分以上吹き飛ばされても数秒で元に戻るなど、不死身に近い再生能力を見せた。ただし、再生するだけで痛みは普通に感じる上に、即死に対して耐性があるわけでもなく、炎や酸などによる損傷は再生できないなどの弱点もある。

カルネ村襲撃作戦の際は、ゾンビ化の影響でこの自慢の再生能力が失われており、動きも緩慢になっているなど大幅な弱体化をしていた。

装備

  • 魔法の大剣 効果:毒(相手の筋力を低下させる)
  • 重厚な革鎧

使用能力 

  • 再生能力


人間関係
アインズ 
臆病者の情けない名前だ。

アウラ
黒いチビ。

西の魔蛇 
五月蠅いへび。


小ネタ

  • 出会い頭に、「アインズ・ウール・ゴウンを侮辱する」という地雷を踏み抜いた阿呆。
  • 彼らだけなのかトロール全般に言えることなのかは不明だが、グ達は長い名前は臆病者の証であるという独特の価値観を持っており、アインズを臆病者とあざけった。
  • アインズが訪れたときは、「西の魔蛇」リュラリュース・スペニア・アイ・インダルンとの話し合いの最中だった。内容は、「南の大魔獣」が姿を消すのと同時期に森に現れた「滅びの建物」への対抗策を練ること。
  • アーグいわく、森の存在達はこの「滅びの建物」の主人を「暗闇に潜る小さな影」と呼び恐れている。

 

アンデッド創造

概要
アインズが頻繁に使用する、アンデッドを作成するアクティブスキル
特に使用されるのは、中位アンデッド”作成”。
実は一巻でのアインズの習得スキル一覧に中位アンデッド作成なるものはない。
習得してるのは種族由来の上位・中位・下位アンデッド”創造”と、職業由来のアンデッド”作成”。
中位アンデッド作成は中位アンデッド創造とアンデッド作成の内のどちらかであると考えられる。
この中位アンデッド作成は使用回数に制限があるなどが作中で述べられていることから、中位アンデッド創造の可能性が高い。
上位アンデッド”召還”などと書かれていることもある。
アンデッド作成はおそらく、グに対して使用した、死体に応じたゾンビやスケルトンを作成するスキルだと思われる。

効果
ユグドラシルにおけるアンデッド創造は、
使用と同時にアンデッドモンスターを登場させ、規定時間の間使役するスキルであった。
しかし、転移後の世界においてはどういうわけか二通りの使用法がある。
片方はユグドラシル同様の方式。
もう片方は死体を基礎としてアンデッドを作成し、半永久的に使役する方式である。

ユグドラシル同様の方式では、おおよそユグドラシルのものと変わらない。

死体を基礎とする方式では、半永久的にアンデッドを使役できる代わりに
レベルキャップが存在しており、中位アンデッドの中でも
レベルの低い40レベル以下のものしか作成できない。
そのため現在のところ、上位アンデッドはこの方式では一切作成できていない。
アインズはこの方式を用いて、ナザリックの強化を計っている。
作成するアンデッドの最大保持数は現在のところ判明していない。

例えば第三位階魔法<不死者創造>においては、支配できるアンデッド数は、
支配するアンデッドの強さと魔法詠唱者の力量によって変化する。
ズーラーノーンの最高幹部であるカジットであれば、アイテムの支援がなければ、
最下級の動死体(ゾンビ)100体程度が限界とされているが、
このスキルによる作成に関してはそういった言及がないのである。

中位アンデッドは1日12体。下位アンデッドは1日20体。
アインズが日々欠かさずアンデッドを作成していれば、
1ヶ月につき1000体近い数のアンデッドを支配下に置くことになる。
転移して初めのころは死体の確保が難しかったとはいえ、アインズが転移してから数ヶ月。
それでもなお保持数に関する記述がない点を鑑みるに、最大保持数といったものは無い。
あるいはアインズに限っては無いに等しいものであると思われる。

転移後の世界において、召還者は召還されたモンスターとの間に精神的な繋がりを有する。
それによって、召還されたモンスターががどのような状況にあり、
どんなことを思っているのかを把握できる。
この精神的な繋がりの譲渡とまでいくかは不明だが、召還モンスターの指揮権を
他者に渡すことが可能であり、アインズはたびたび指揮権を配下の者に渡している。

召還スキルと召還モンスター
なんらかの経験値消費系スキルにより、一体作成可能

  • 死の支配者の賢者(オーバーロード・ワイズマン)
  • 具現した死の神(グリムリーパー・タナトス)

上位アンデッド創造/1日4体

  • 集眼の屍(アイボール・コープス)
  • 蒼褪めた乗り手(ペイルライダー)

中位アンデッド創造/1日12体

下位アンデッド創造/1日20体

  • 死霊(レイス)
  • 骨のハゲワシ(ボーン・ヴァルチャー)

なんらかの手段で作成したとおぼしきもの

小ネタ

  • アインズの手ずから作られたアンデッド達は、その強さに関係なく、ナザリックに住まうものたちから一目置かれている。それに対してアインズ自身は「いくらでも作り出せるアンデッド」程度の認識しか持っていない。
  • アインズは農業を始めとした力仕事にアンデッドやゴーレムを投入することによって低コスト化を目論んでいる。これが成功した場合、人々は経済的にアインズ個人に依存することになる上に、アンデッドによる監視社会も成立する。

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グリンガム

グリンガム
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詳細
名前 グリンガム
通称 カブトムシさん
性別
種族 人間
クラス 戦士系
所属 ヘビーマッシャー
職業 ワーカー
役職 ヘビーマッシャー”のリーダー
年齢 不明
拠点 帝都アーウィンタール
Media
登場作品 web版
書籍版

「あぼぉおあああ! 生きて帰るんだぁああ!」

概要
 バハルス帝国帝都アーウィンタールに拠点を置く腕利きワーカーであり、自身が率いるワーカーチーム“ヘビーマッシャー”のリーダーでもある。
 書籍化されるにあたって多少キャラ付けされた。

 彼が身に着ける鋼色のフルプレートメイルは、兜の額の部分から角が突き出しており、彼のずんぐりとした身体的特徴とあいまって、二本足で立たせたカブトムシを髣髴とさせる。
 出自は王国の農民の3男であり、恵まれたものではなかった。しかし、肉体的な才能と友に恵まれた幸運により、総勢14名の大所帯ワーカーチームのリーダーとして大成することとなる。

人格
 相手を汝(なんじ)、自分を我(われ)などといった奇妙な言い回しをする。これは対外的には奇抜な言動で目立つ事によって宣伝の効果が期待できる一方で、彼自身の教養の無さを露呈してチームが舐められる事態を防ぐという、真の役割を持つ。
 ワーカーとして活動しているときはポリシーとして、たとえ仲間しかいない場でも珍妙な言に努めている。

強さ
 冒険者でいうところのミスリル級チームのリーダー戦士として前衛を張っている。大所帯チームのリーダーであるという事実は、それだけで彼の卓越した統率力、チーム管理能力を十分に示している。
 また数年前にガゼフブレイン、両雄の勇名が広まるきっかけとなった王国御前試合に出場し、準々決勝進出の成績を収めた。そこでブレインと対戦する事となったが、足元にも及ばなかった、と語られている。
 
 ナザリック地下大墳墓では、一番槍の役割を果たすものの、全体を通してスケルトンやゾンビといった弱いモンスターとしか戦えなかったため、戦闘能力を発揮できたとは言い難い。
 危険を見抜く能力は高く、床が抜けるのを盗賊より先に察知したり、直感で『アンデッド・扉擬態魔(アンデッド・ドアイミテーター)』を避けたりしている。

装備

  • 斧/アクス
  • フルプレートメイル
    • カブトムシを思わせる角付き兜の、鋼色のフルプレート。彼のトレードマーク。
    • 挿絵の右前腕部に付けているものがこれか。恐らく小型のラウンドシールド。
  • スリング
    • 間接攻撃用の補助武器。
    • 一瞬恐怖公に対して使おうと思ったが、結局使わなかった。


人間関係
ヘッケラン
チーム同士の実力が近いこともあり、最近仕事先で良く会う。

ブレイン・アングラウス
数年前の王国御前試合で戦ったが、足元にも及ばなかった。

エルヤー・ウズルス 
帝都の闘技場で無敗の剣士。
現時点で、御前試合の頃のブレインよりも強いと断言できる。

小ネタ

  • 奇妙な言葉遣いがキャラを作りの一環である事は、暗黙のうちに周知されている様子。ふとしたことで元の口調が出ると、からかいのネタとなることもある。
  • 隠された真の狙いについては、冒険者やワーカーが宣伝目的で奇抜な外見や言動をすることは珍しくないという事実によって、うまくカモフラージュされている。
  • 盾を右前腕部に付けているので、左利きなのだろう。
  • 今回のメイン武器は斧だが、特に斧を得意とするような描写は無い。依頼ごとに適切なメイン武器を選ぶオールラウンダータイプの可能性もある。
  • 遺跡探査依頼の道中で、モモンと手合わせの機会を得た。
  • 年齢の描写は、リーダーたち4人の年齢がバラバラ、程度しか無い。恐らく30代くらい、ガゼフと同程度か上と思われる。


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ヘビーマッシャー

ヘビーマッシャー
詳細
名前 ヘビーマッシャー
リーダー グリンガム
タイプ ワーカー
拠点 帝都アーウィンタール
Media
登場作品 web版
書籍版

「こいつは――くっくくく……」

笑いが止まらないというように幾人かが含み笑いを漏らす。


概要

 バハルス帝国の帝都アーウィンタールに拠点を置くワーカーチームである。
 冒険者やワーカーがチームを組むときは、4~5名程度が一般的とされるが、このチームは14名(web版では9名)の大所帯となっている。

 別の仕事を片付けた直後だったこともあってか、件の遺跡調査依頼にはリーダーのグリンガムを含めた5名のみの参加となった。
 ナザリック地下大墳墓侵入後は、第1階層にて低級アンデッドの大群を処理し、落とし穴の罠を犠牲者を出さずに辛くも攻略。その後、7体ものエルダーリッチと遭遇し即座に撤退を選ぶも、強制転送の罠にかかってメンバーは散り散りになってしまった。

 グリンガムと盗賊は、第2階層の『黒棺(ブラック・カプセル)』に転送され、同領域守護者である恐怖公の眷属達に美味しく頂かれてしまった。
 他の3人の転送先はわからないが、遅かれ早かれ第5階層の『真実の部屋(Pain is not to tell)』通称拷問室に拘束され、ニューロニストと拷問の悪魔(トーチャー)たちによる歌唱指導を受けることとなったはずである。
 
強さ

 冒険者で言うところのミスリル級の実績を持ち、帝国でも有数のワーカーチームとして知られている。そうでなければ未発見の遺跡調査などという重要な依頼を任されることはなかっただろう。

 遺跡調査依頼に参加した5名は、リーダーの戦士グリンガムに加えて、盗賊、戦士、魔術師(ウィザード)、神官となっている。
 調査対象が未知のダンジョンであり、遭遇する可能性が高いモンスターがアンデッドであるという事前情報から考えられる、最も効果的な人員選択であった事は間違いない。
 今回の5名のチームとしての能力は、今回の依頼を受けたチーム(チーム能力に欠ける“天武”を除く)と互角である。

メンバー

グリンガム リーダーであり、斧と盾を持つ重装戦士。カブトムシを思わせる角付き兜のフルプレートメイルがトレードマーク。道中でモモンと手合わせした。
盗賊 戦闘は間接武器を主とし、罠探知、簡単なアイテム鑑定、哨戒、登攀などのダンジョンで必要となる技術を駆使する。
戦士 全身を覆うほどの大きい盾とメイスで武装した重装戦士。主に対アンデッドを想定した壁役。
魔術師(ウィザード) 魔力系魔法詠唱者。〈火球〉などの攻撃魔法の他、探索に役立つ魔法を数多く修める。特に〈蜘蛛の梯子〉がなければ、落とし穴の時点で犠牲者が出ていた可能性が高かった。
神官 対アンデッドに特化したクラスに就く、地神の神官。後衛担当で今回の依頼における切り札的存在。対象が弱かったとはいえ、彼のアンデッド退散能力は一度に20体以上ものアンデッドを消滅させた。(web版では一度に40体近くのアンデッドを崩壊させた)

※その他のメンバーは作中で言及されていない。

小ネタ

  • エルダーリッチ兵団を討伐していた“フォーサイト”と同じく、カッツェ平野にてアンデッド討伐をこなしていた。
  • チームの人数が多い事は、こなせる依頼の幅が広がる、依頼ごとに最適な編成を組めるなどのメリットがある反面、一人当たりの稼ぎが薄くなってしまう、統率がとりづらくなるなどのデメリットもある。
  • グリンガムを失ったとはいえ、遺跡調査に行かなかったメンバーは健在なので、ワーカーチームとして存続する可能性はある。
  • 聖歌隊メンバーの転送先は不明。気付いたら猿轡を噛まされていて、完全に縛り付けられた上でのフルフロンタルだった。
  • 聖歌隊は“お仲間と一緒”とのことだが、拷問室に他のメンバーの気配は無い。氷結牢獄で順番待ちしているのか、それとも別ルートで悲惨な目にあっているのか・・・

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シルバーゴーレム・コックローチ

シルバーゴーレム・コックローチ
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詳細
名前 シルバーゴーレム・コックローチ
通称 五大最悪「拠点(住居)最悪」
素材

希少金属スターシルバー

超希少金属???

身長
種族 騎乗ゴーレム
クラス
所属 ナザリック地下大墳墓
五大最悪
役職 恐怖公の乗り物
住居 ナザリック地下大墳墓第二階層黒棺(ブラック・カプセル
属性
制作者 るし★ふぁー
Media
声優 (アニメ未登場)
登場作品 web版
書籍版

「強さは我輩を遥かに超える70レベルだとか」by恐怖公

概要

 シルバーゴーレム・コックローチナザリック五大最悪の一角「住居最悪」。第2階層の一区画「黒棺(ブラック・カプセル)」の領域守護者恐怖公の乗り物である

 概観は超希少金属のボディに、希少金属スターシルバーでコーティングをした強大なレベル70のゴキブリ型騎乗ゴーレムとなっており、恐怖公の乗り物として働いている。

 その強大なレベルは70にも達しており、戦闘メイドを遙かに上回る強さになっている


人間関係

恐怖公
至高の御方により授かった愛する乗り物。

小ネタ
  • あのやぁろぉうが勝手にちょろまかした超希少金属はギルド長であるアインズすらアイテムの作成に別の金属を使う程ナザリック内では希少で、もし全盛期に発覚していたら大問題へ発展した可能性があるアインズですらその存在を知らなかった数少ないNPCである。
  • 超希少金属は神級アイテムの器として使用されており、希少金属スターシルバーを上からコーティングすることで隠している。
  • 第9階層をこの騎乗ゴーレムで移動しており、その際は一般メイドが大慌てしていた。また、ユリ・アルファシズ・デルタナーベラル・ガンマの中の一人は戦闘メイドである自らを上回るゴキブリの存在を知ったときはショックで倒れそうになっている。
  • 冒険者組合での計算だと難度210になり、これは王国を襲った強大な悪魔ヤルダバオト(難度200)を上回る強さである。人間種を滅ぼせる強さを誇り、ドラゴンですら一部は倒しきる強さを有している。
  • 絵師であるso-binさん曰く「ゴキブリの雄雌を見分けられるようになった。」と話しており、シルバーも描き分けられている可能性が高い。

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パルパトラのチーム

パルパトラのチーム
詳細
名前 不明
リーダー パルパトラ・オグリオン
パルパトラ(web版)
通称 パルパトラのチーム
タイプ ワーカー
拠点 帝都アーウィンタール
Media
登場作品 web版
書籍版

「・・・・・・頑張れ」

──メイドからの切実な声援 


概要

 バハルス帝国の首都アーウィンタールに拠点を置くワーカーチームである。リーダーの槍戦士パルパトラに加えて、戦士、神官、盗賊、魔法使いというバランスの取れたチーム構成となっている。
 パルパトラの設定が書籍化に当たって大幅に変更となったため、実績などに関して色づけされている。
 作中にて遺跡調査を依頼された4つのワーカーチームのうちで唯一チーム名が明かされず、『パルパトラ率いるワーカーチーム』または単に『パルパトラのチーム』などと記されていた。

 書籍版における彼らはドラゴンを討伐したチームとして名が通っており、リーダーの身につける装備と二つ名が武勇の証として広く伝わっている。彼らのチームとしての強さは冒険者で言うところのミスリル級の実力であり、その勇名によって件の遺跡調査を依頼されるに至った。

強さ

 遺跡調査に派遣されたワーカーチーム“フォーサイト”“ヘビーマッシャー(のうちの5人)”と互角の実力を持ち、あるチームが出来る事は他の2つのチームにも出来るという。
 ナザリック地下大墳墓入り口において8体のナザリック・オールド・ガーダーと戦闘を行った結果、2名が死亡し3名が消息不明となった。

メンバー

パルパトラ・オグリオン(書籍版) リーダーであり、80歳にもなる元冒険者の槍戦士。“緑葉(グリーンリーフ)”の二つ名を持つ。過去に有用な槍武技〈竜牙突き〉を開発したほか、刺突耐性もちのナザリック・オールド・ガーダーを3体引き受けて最後まで持ちこたえる防御能力の高さを見せた。
(web版の名前はパルパトラ。20台半ばの槍戦士で、二つ名は“鉄壁”。)
戦士 倒れたときの重量感から、恐らく重装戦士と思われる。ナザリック・オールド・ガーダーを2体引き受けるも、雷属性ハンマー持ちに殺される。
神官 聖職系は相性が良いとはいえ、3体引き受けて最後まで持ちこたえたので、戦士能力寄りのクレリック系クラスだと思われる。
盗賊 ナザリック・オールド・ガーダーに対しては効果的な攻撃手段が無かったため、回避盾としての役割しかもてなかった。屍肉判定されたので死亡したのだろう。
魔法使い 不用意に《フライ/飛行》を使って弓矢の的になった戦犯。早々に戦闘不能にならなければもうちょっと持ちこたえられたはず。

パルパトラ以外のメンバーに関しては構成含めて書籍、web間での差異はほぼない。

小ネタ

  • なぜか執拗なまでに語られないチーム名。何か特別な理由があるのではないかと邪推してしまう。
  • 他のメンバーはパルパトラとは年が非常に離れている。もしかしたら若手を育ててチームを作った前例の1つなのかもしれない。
  • このチームを結成してから一人の犠牲者も出ていなかった。遺跡調査依頼を受けるまでは。
  • 彼らと対峙したナザリック・オールド・ガーダーは、命を奪うという行為に対して喜色を示さず、黙々と戦っていた。カルネ村で作られたデス・ナイトとは対照的である。
  • 戦士が食らった雷属性ハンマーは、金属フルプレートに対する最適解の1つ。ちなみに結果は書籍版では即死、web版ではほぼ即死(すぐに回復しないと死ぬ)である。

パルパトラ・オグリオン

パルパトラ・オグリオン
詳細
名前 パルパトラ・オグリオン
(web版はパルパトラ
通称 “緑葉(グリーンリーフ)”
老公
“鉄壁”(web版)
性別
種族 人間
クラス 戦士系(スピア)
所属 パルパトラのチーム
職業 ワーカー
役職 パルパトラのチームのリーダー
年齢 80にもなる(web版は20代半ば)
拠点 帝都アーウィンタール
Media
登場作品 書籍版
web版

「ここにいる全てのスケルトンを倒した上て突破すれは良い、違うか?」

──対峙するメイドへの問い掛け

概要
 バハルス帝国帝都アーウィンタールに拠点を置く、二つ名持ちの腕利きワーカーであり、自身が率いるワーカーチームのリーダーでもある。
 書籍に書き起こされるにあたって設定が大幅に変更された人物の一人。

 書籍版において彼が率いるチームは、小型とはいえドラゴンを狩ることに成功した、この世界において珍しい存在である。そのときの戦利品で作られた装備品は、彼の名声を高めるのに一役買っている。
 特にグリーンドラゴンの鱗で作られた鎧は、彼の二つ名である“緑葉(グリーンリーフ)”の由来ともなっている。

 web版におけるパルパトラは20台半ばに入りかかった槍戦士であり、攻撃より防御を重視する戦闘スタイルから“鉄壁”と称されていた。

人格
 書籍版におけるパルパトラは“緑葉(グリーンリーフ)”の二つ名を持つ80歳にもなる槍戦士であり、年のせいでほとんどの歯が抜け落ちたため濁音の抜けた特徴的なしゃべり方をする。
 チームメンバーや同業者などからは敬意を持って『老公』と呼ばれている。

 非常に慎重な性格であり、きちんと裏を取れた上で完全に安全が確保されないような状況では、めったに依頼を受ける事はない。
 後進のワーカーに気安く声をかけてはカラカラと笑う好々爺然とした立ち振る舞いの一方で、他のワーカーチームをダンジョンの危険度を量るカナリアとして利用するなど冷徹な一面も見せる。

 もともとは帝都所属の冒険者であったが冒険者組合長を殴った事でやめるに至っており、その話は帝都に住む冒険者やワーカーの間では酒場で必ず聞かされる話として有名である。

強さ
 書籍版ではオリハルコン級冒険者として活躍した経歴と、実力あるワーカーとしての異常に長い現役期間によって、稼ぎ出した報酬総額は帝国歴代冒険者等の中でも第一位といわれており、身につける装備品はアダマンタイト級冒険者のものを上回る価値を持っているとされる。
 さらには50才になるころにはほとんどが引退となる業界において、80才にもなる老人でありながらも、冒険者で言うところのミスリル級チームの槍戦士として未だ現役である。

 彼が過去に開発した槍の武技〈竜牙突き〉は、鋭い2連続の刺突に加えて、任意属性の追加ダメージ効果を付加出来るという汎用性の高い武技であり、今日においては槍使いが習得する上位武技として広く伝わっている。

 遺跡調査依頼の事前ミーティングにおいては、アダマンタイト級冒険者モモンと手合わせする機会を持った。〈疾風加速〉を挟んで2種の〈竜牙突き〉――〈青竜牙突き〉、〈白竜牙突き〉による4連撃を繰り出すも、かすらせる事すら出来なかった。

 また書籍版、web版で経緯は違うものの、どちらのパルパトラも8体のナザリック・オールド・ガーダーとチーム戦闘を行っている。
 槍戦士にとって刺突耐性を持つスケルトン系モンスターのナザリック・オールド・ガーダーは相性が悪い相手であったが、3体引き受けて最後まで持ちこたえる非凡な防御能力を顕し、チームの中で最も善戦した。

装備

  • スピア
    • ドラゴンの牙を削って作った刃を持つマジックアイテム。
    • アダマンタイト級冒険者が持つ武器と遜色ない逸品。
  • グリーンドラゴンの鱗で作られた鎧
    • 自身の二つ名の由来となった鎧。ドラゴンを倒した証でもある。
  • スピア(web版)
    • 非戦闘時は背負っている。
  • シールド(web版)
    • かなり大きなシールド。非戦闘時は背負っている。
  • フルプレートメイル(web版)

使用武技

  • 〈穿撃〉 (使用描写はないが当然使えるはず)
  • 〈竜牙突き〉
    • 〈穿撃〉からの発展武技。属性追加ダメージ効果を付加出来る2連続の刺突。
  • 〈青竜牙突き〉
    • 雷撃の追加ダメージ効果の〈竜牙突き〉
  • 〈白竜牙突き〉
    • 冷気の追加ダメージ効果の〈竜牙突き〉
  • 〈疾風加速〉

人間関係
モモン 
「奴こそ真のアタマンタイト級冒険者よ。」

他のワーカーグループ
「奴等はカナリアしゃ。」

小ネタ

  • 冒険者時代も含めると彼の現役期間は恐らく60年以上で、既に一般的な冒険者やワーカーの倍以上。元オリハルコン級冒険者としてのコネもありそうだし、結構いろいろな事を知ってそうな御仁である。
  • 帝都の冒険者組合との過去の因縁もあってか、帝国内のアダマンタイト級冒険者の実力に対しては懐疑的である。
  • 真のアダマンタイト級冒険者数人と会ったことがあるとのこと。時期的にはローファンたちの事か。
  • web版の彼は凡庸な顔立ち、つまりはイケメンということ。
  • 実は書籍版本編や作者の発言によって彼のチーム名が示された事は1度もない。つまり所属チームの正式名称は不明である。

ボウロロープ侯

ボウロロープ侯
詳細
名前 不明
通称 ボウロロープ侯
性別
種族 人間
所属 リ・エスティーゼ王国
役職 リ・エスティーゼ王国侯爵
六大貴族
貴族派閥の盟主
年齢 50代(web版は40代半ば)
領地 リ・ボウロロール周辺地域
Media
登場作品 web版
書籍版

「誰がこの戦争の全軍指揮を? 私であれば問題はありませんが?」  

概要
 リ・エスティーゼ王国において、1つぐらいの分野においては王を凌ぐといわれる、六大貴族に数えられる侯爵位の貴族である。
 数多の王国貴族の中で最も広い領土を持つほか、王を上回る軍事力を持つと思われる。
 反王派閥たる貴族派閥の盟主として君臨し、周囲に王を軽視する態度を隠そうともしない。

 王の長子たるバルブロ王子とは、娘を嫁に遣った間柄であり、義理の父子の関係にあたる。
 もちろん、彼が次期王に推薦するのはバルブロ王子である。

人格
 50代に入った(web版では40代半ば)ためか肉体的には衰えているが、往年の武勇を彷彿とさせる立ち振る舞いであり、兵を率いる将としてはガゼフなどよりも優れた腕を持つことは疑いようも無い、というのがガゼフの評。
 顔に幾つもの傷を持ち、眼光の鋭さは猛禽類を思わせる。

強さ
 保有戦力の中でも、5000を数える精鋭兵団は帝国騎士(銀級冒険者相当)に勝るとも劣らない強さを持つ。これはガゼフ率いる戦士団に触発されて作った専業兵士によって組織される兵団である。
個の武力ではガゼフ配下の戦士には及ばないものの、戦士団と精鋭兵団がぶつかれば数の差で圧勝できる。

 先のカッツェ平野の戦いでは王国全軍の5分の1に相当する5万以上の兵を派遣し、王国軍左翼7万の将となった。

人間関係
ランポッサⅢ世
早く隠居するか事故死、病死しろよ、邪魔だ。

バルブロ王子 

娘の嫁ぎ先。自身が推す、次期王位後継者筆頭。
王の器としては愚か過ぎる存在だが、長子というアドバンテージは大きい。

レエブン 
優秀な貴族。
付き合いが広く、ボウロロープ侯の配下にも恩義があるものがいるので、ぞんざいに扱えない。

ガゼフ
兵1000人分の戦力の、腕が立つ平民。下賤の輩。

アインズ
兵5000人分と見ておけばいいだろう。

小ネタ

  • カルネ村へ向かわせた民兵中心の兵5000のうち、侯爵配下の兵は3500。総勢500の騎兵は恐らく専業兵士の精鋭兵団で、ジュゲムらと対峙したような精鋭の歩兵も恐らく同規模以上いるため、精鋭兵団から1000~2000程度貸した計算になる。単なる“お遣い”とも言うべき情報収集任務に虎の子の精鋭兵団をこれだけ割くあたり、バルブロをどれだけ大切にしていたか推察できる。
  • 貴族派閥の伸長を狙うなら、王派閥を帝国にぶつけて消耗させる手を考えるのが自然だが、ボウロロープ侯バルブロ王子の要請を受けて宮廷会議に参加したり、王国最多の5万もの兵を動員したりなど、戦に前向きだった。開戦直前には左翼の将として、自らの兵を前面に押し上げて布陣した。これは次期王に推すバルブロ王子がゲヘナ作戦に於いて名声を落とした失地を、自らの武功で回復する目論見があったためと考えられる。


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