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特殊技術(スキル)一覧

概要
 特殊技術(スキルとは、ユグドラシルにおいてキャラクターが保持していた特殊能力のことである。種族レベルを習得することで身につけられる種族的特殊能力と、職業レベルを習得することで覚えられる特殊技術がある(1巻101頁)が、特に区別はされずまとめて特殊技術(スキル)と呼ばれることが多い。
 スキルの内容は常時発動型スキル(パッシブスキル)と能動的に発動できるスキル(アクティブスキル?)の2種類に分別されるが、後者は1日の使用回数に制限があるものもある。

 スキルは転移後の世界にも存在し、”ユグドラシル”のものも変わらず使用できるが、召喚のシステムが変化したりと、ユグドラシルとは仕様が多少変わっている能力もある様子。
 また、転移後の世界では武技の存在が広まっているのでスキルの使用者はかなり少なく、使われても「スキル」と呼ばれる事は無い。(能力、特殊技術などと呼ばれている)

スキル 使用者 登場巻

概要

あ行
アイアン・スキン セバス  ゼンベル 4巻395頁 他
修行僧(モンク)のスキル。肉体を攻撃の瞬間だけ強固な鉄と同等の硬度に高める。web版では武技だった。
アイアン・ナチュラル・ウェポン ゼンベル ゼロ 4巻122頁 他
修行僧(モンク)のスキル。爪や歯、拳などの肉体武器を硬化させ、極めればアダマンタイトの硬度すら上回せられる。web版では武技だった。
悪魔の諸相:おぞましき肉体強化 デミウルゴス web版
web版で使用。肉体能力を強化する。
悪魔の諸相:鋭利な断爪 デミウルゴス 6巻
悪魔としての変身能力を爪にのみ発動する。爪は長さ80cm程度まで伸び、非常に強固なものになる。
悪魔の諸相:豪魔の巨腕 デミウルゴス 6巻
悪魔としての変身能力を腕にのみ発動し、腕を巨大化させる。
悪魔の諸相:触腕の翼 デミウルゴス 6巻
悪魔としての変身能力を翼にのみ発動し、巨大化させた翼から鋭利な羽を撃ち出す。ちなみに触腕とはイカの長い足のこと。
悪魔の諸相:八肢の迅速 デミウルゴス 4巻ドラマCD
悪魔としての変身能力を足にのみ発動し、高速で移動する能力の様子。
悪魔の諸相:煉獄の衣 デミウルゴス 6巻
悪魔としての変身能力を服にのみ発動し、炎で己を包む能力の様子。デミウルゴスはこの能力を「地獄の炎」で強化している。
明けの明星 デミウルゴス web版
詳細不明。範囲攻撃らしい。名前は東の空で特に輝いて見える金星から。

The goal of all life is death

The goal of all life is death/あらゆる生ある者の目指すところは死である

アインズ 3巻
エクリプスLv.5で習得可能。100時間に一度だけ使用が可能で、本来であれば即死魔法が効かない存在(アンデッド、無機物)等にすら即死魔法が効くようになる。発動すると自身の背後に12秒の時を刻む時計が現れ、その間に発動した即死系の魔法、スキルの強化を行い、時間が経過した瞬間にそれらをまとめて発動する。
このスキルで強化された即死魔法に触れれば、空気すら死に真空となり、大地も死に砂漠と化す。対抗手段は12秒の間に蘇生アイテムを自身に使うという方法など。
暗黒の魂 アインズ 1巻
詳細不明。
暗黒儀式習熟 アインズ 1巻
詳細不明。
 アチャナータ  コキュートス  4巻ドラマCD
 詳細不明。デミウルゴス曰く「明王撃の準備」。アチャナータとは不動明王の梵名である。
 アンデッド強化  アインズ  1巻
 アインズが職業レベルから習得しているスキル。この効果かは不明だが、アインズの作成するアンデッドは通常のものより強化されている。
アンデッド作成/アンデッド創造  アインズ  1巻他
アンデッド作成はアインズが職業レベルから習得しているスキル。詳細不明。
アンデッド創造アインズ種族レベルから習得しているスキル。詳細不明。
 アンデッド支配  アインズ  1巻
アインズが職業レベルから習得しているスキル。詳細不明。
イージス アルベド  4巻ドラマCD
 詳細不明。ジェリコとの合わせ技でコキュートスの一撃を腕一本犠牲に防いだ。名前はギリシア神話の女神アテナが装備した盾「イージス(アイアス)の盾」から。
ウォールズ・オブ・ジェリコ アルベド  4巻ドラマCD
 詳細不明。イージスとの合わせ技でコキュートスの一撃を腕一本犠牲に防いだ。名前は旧約聖書に登場する城壁「ウォールズ・オブ・ジェリコ」から。
 ウッドランド・ストライド マーレ  4巻ドラマCD
 対象を別の場所に転移させる。D&Dでは地形に関係なく移動できるドルイドのスキルだった。
 エインヘリヤル  シャルティア
 自身の分身を作り出す。物理攻撃しか出来ないが、ステータスは本体と一切遜色が無い。名前は北欧神話に登場するヴァルハラの館に集められた勇者の魂「エインヘリヤル」から。
か行
 カウンターアロー  アルベド  1巻
 パリィで弾いた攻撃をそのまま相手に返す。ミサイルパリィに合わせて発動する事が多い。
影縫いの矢 アウラ 4巻ドラマCD
対象の動きを止める。
下位アンデッド創造/1日20体 アインズ 1巻
1日20体を上限にノーコストで下位アンデッド創造できる。転移後の世界では死体を媒介にすれば創造したアンデッドが消えることはない。
気功 セバス 5巻
気を流し込むことで怪我の治療が可能。ただし、解毒などまでは行えない。
騎獣強化 8巻(言及のみ)
騎獣を強化するライダー系のスキルアウラが言及していた。
騎獣召喚 アルベド 8巻
強力な魔獣である「双角獣(バイコーン)」、そのレベル100版とでも言うべき「戦用双角獣王(ウォーバイコーンロード)」を召喚する。しかし非処女しか乗れないので、処女であるアルベドは乗ることができない。
吸血 シャルティア 3巻
血を飲んだ相手を自分より下位の吸血鬼へと変えることができる。シャルティアが使った場合、下級吸血鬼(レッサー・ヴァンパイア)、吸血鬼(ヴァンパイア)にすることができる。
傀儡掌 セバス 5巻
精神系魔法《ドミネート/支配》のスキル版とも言うべき技。相手を操る。
黒の叡智 アインズ 1巻
魔法の習得数を増やす特殊なイベント(生贄の儀式)をこなせる。アインズはこれで膨大な魔法を習得している。
 ゲヘナの炎  デミウルゴス  5巻
巨大な炎の壁を作り出す。炎に触れてもダメージは無く、効果は不明。名前は古代エルサレム市郊外の谷(ゲヘナ)で罪人やゴミを燃やすために燃やされ続けた炎から。
眷属招来 シャルティア 3巻
「古種吸血蝙蝠(エルダー・ヴァンパイア・バット)」「吸血蝙蝠の群れ(ヴァンパイア・バット・スウォーム)」「吸血鬼の狼(ヴァンパイアウルフ)」他にはネズミなどをを召喚する。アインズ曰く「たいして強くない」
これと同じものなのかは不明だが、恐怖公も眷属であるゴキブリを無数に召喚できる。
さ行
斬撃武器耐性Ⅴ アインズ 1巻
詳細不明。おそらく斬撃武器に対する耐性スキル
刺突武器耐性Ⅴ アインズ 1巻
詳細不明。おそらく刺突武器に対する耐性スキル
時間逆行 シャルティア 3巻
1日に3回だけ使えるスキル。自身の肉体の時間を巻き戻し、致命傷も一瞬で修復する。
支配の呪言 デミウルゴス 1巻
常時発動型(パッシブ)スキル。レベル40以下の存在はデミウルゴスの言葉に逆らえない。精神系の防御魔法や、何らかの手段で音自体を防ぐ等の防御手段もある。
次元断切/ワールドブレイク たっち・みー 3巻(言及のみ)
ワールドチャンピオンの必殺の一撃とされるスキル。空間を切り裂くと言われ、第10位階最高クラスのダメージを与える《リアリティ・スラッシュ/現断》の完全な上位互換というチート技。
次元断層 たっち・みー 3巻(言及のみ) web版「設定」
ワールドチャンピオンの絶対防御スキル。タイミングよく発動すればワールドアイテムの一撃さえ防ぐという。(Arcadia感想返しNo.3239)
地獄の炎 デミウルゴス 6巻
自身の扱う炎を強化する。これで強化した炎は火属性無効化を超えてダメージを与えられる。
漆黒の後光 アインズ 1巻
詳細不明。たまにアインズの背後に「黒い後光」のようなものが出ていることが描写されているので、この効果かもしれない。
邪悪言語理解 アインズ 1巻
詳細不明。
ジュデッカの凍結 デミウルゴス 4巻ドラマCD
対象の時間を停止させる。タイムストップとは違い周囲の時間自体が止まる訳では無い。名前はダンテの「神曲」における地獄の最下層、氷結地獄コキュートスの中でも主人を裏切った者が堕とされる第4の円「ジュデッカ」から。
上位アンデッド創造/1日4体 アインズ 1巻
1日4体を上限にノーコストで上位アンデッド創造できる。
上位退散耐性Ⅲ アインズ 1巻
詳細不明。おそらくアンデッド退散に対する耐性スキル
上位物理無効化Ⅲ アインズ 1巻
データ量(魔力量)の少ない武器による攻撃や低位のモンスターの攻撃を無効化する。だいたいレベル60以下の物理攻撃は全て無効化できる。
上位魔法無効化Ⅲ アインズ 1巻
一定以下の魔法攻撃は全て無効化できる。
スマイト・フロストバーン コキュートス 4巻ドラマCD
詳細不明。強烈な一撃を放つ。
清浄投擲槍 シャルティア 3巻
1日に使える数に制限のあるスキル。神聖属性を持つ3mもの長大な投擲用戦神槍を生み出す。MPを消費することで必中効果も付与できる。
絶望のオーラⅤ(即死) アインズ 1巻
低威力では恐怖効果と能力値ペナルティを与え、全力では触れただけで即死するオーラを周囲に放つ。本来は100Lv相手に効果は無いが、スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウンを持つことで100Lv相手にも効果を発揮できる。
即死魔法強化 アインズ 1巻
即死魔法を強化する。
ソドムの火と硫黄  デミウルゴス  web版
 詳細不明。範囲攻撃らしい。名前は旧約聖書の『創世記』に登場する火と硫黄が降り注いで滅んだ街「ソドムとゴモラ」から。
た行
ターゲティング  アウラ 4巻ドラマCD
 狙撃用スキル。対象のターゲティングを行うが同時にヘイトを集める。

syaru17

血の狂乱

シャルティア 3巻
血を浴びることで攻撃力が上昇する。しかし同時に暴走状態となり、判断力が著しく低下する。一応、スポイトランスで相手の血液を吸い尽くす戦い方をすれば防げる。
血の武装 シャルティア 4巻ドラマCD
詳細不明。ザイトルクワエの一撃を弾き返した。
中位アンデッド創造/1日12体 アインズ 1巻
1日12体を上限にノーコストで中位アンデッド創造できる。転移後の世界では死体を媒介にすれば創造したLV40以下のアンデッドが消えることはない。
 トランス・ポジション  アルベド  4巻ドラマCD
移動スキルの一種。対象と自分の場所を瞬時に入れ替える。ザイトルクワエに過剰な攻撃を加えようとしたコキュートスとの場所を入れ替えて防いだ。近距離しか使えない。
な行
内臓が入し香炉 デミウルゴス web版
詳細不明。範囲攻撃らしい。名前は旧約聖書において悪魔アスモデウスが魚の内臓が入った香炉の香りから逃げ出したという伝説から。
能力値ダメージⅣ アインズ 1巻
詳細不明。
は行
蝿吐き エントマ 6巻
1日3回まで使えるエントマの切り札。大量の蝿を吐き出す。蝿は範囲内の生物に卵を産みつけ、孵化した蛆虫が相手に継続ダメージを与える。さらに蛆虫は羽化し、新たな蝿となって範囲内の生物を襲う。
風斬 コキュートス 4巻ドラマCD
詳細不明。マカブル・スマイト・フロストバーンの前に使用した。武技の<空斬>と名前がそっくりだが関係性は不明。
不死のオーラ アインズ 1巻
詳細不明。
不死の祝福 アインズ 1巻
アンデッドを探知する。生者は探知できない。
不浄なる加護 アインズ 1巻
詳細不明。
不浄衝撃盾 シャルティア 3巻
1日に2回だけ使えるスキル。赤黒い衝撃波を自身の周りに発生させ、防御と攻撃を同時に行う。
不動縛鎖 アウラ 4巻ドラマCD
おそらく拘束系のスキル。これを使いザイトルクワエの触手を一本拘束した。
不動明王撃 コキュートス 4巻ドラマCD
複数ある明王撃の一つ。口上は「三毒を斬り払え、倶利伽羅剣」。倶利伽羅剣とは不動明王が右手に持つ煩悩(三毒)を斬り払うとされる智恵の利剣のことである。
負の守り アインズ 1巻
詳細不明。
吐息吐息(ブレス) アウラ 3巻
様々な強化と弱体化を同時に発動することができ、相手の感情も操作できる。通常は自分の周辺にしか効果が無いが、ターゲティングと組み合わせることで2キロ程の狙撃も可能。精神系魔法ではないので、精神系魔法に耐性を持つシャルティアにも効いた。
フロスト・オーラ  コキュートス  4巻
 “ナイト・オブ・ニヴルヘイム”の種族としてのクラス能力。周囲に冷気ダメージ+行動阻害の冷気を噴出する。
ま行
 マカブル・スマイト・フロストバーン コキュートス  4巻ドラマCD
 詳細不明。強烈な一撃を連続で放つ。名前は中世末期にヨーロッパで流行した骸骨が踊り狂う様を描く「死の舞踏・死の勝利(Danse Macabre)」から。
魔法的視力強化/透明看破 アインズ 1巻
目が良くなり、透明化も看破できるようになる。
 ミサイルパリィ  アルベド 1巻
 飛び道具を反射する。
魅了の魔眼 シャルティア ヴァンパイア・ブライド 3巻
眼を直接見た相手に《チャームパーソン/人間魅了》の魔法をかける。
や行
ら行
 レイザーエッジ・羅刹  コキュートス 4巻ドラマCD
 複数を標的にするスキル。名前は仏教における鬼神の総称「羅刹」から。
冷気・酸・電気攻撃無効化 アインズ 1巻
冷気・酸・電気攻撃に対する完全抵抗能力。
冷気・電気攻撃無効化 イグヴァ=41 4巻
冷気・電気攻撃に対する完全抵抗能力。
 レインアロー「天河の一射」  アウラ 4巻ドラマCD
 光の矢の雨を降らす。本来であれば矢に耐性を持つザイトルクワエが行動を止めるほどの威力がある。名前は天の川、銀河を意味する「天河」から。
わ行+名称不明
 ?(精神安定化)  アインズ  1巻
 アインズが転移後の世界でいつの間にか身につけていたスキルのような能力。感情が高ぶった際、強制的に精神が安定化される。アニメでは体を緑色の燐光が覆う描写がされた。「アンデッドは感情を動かされない」という設定が反映されたものか。(その割に感情豊かなアンデッドが多い作品だが…)
 ?(斬撃の蜘蛛の巣)  エントマ  6巻
 水晶すら切り裂く鋭利な蜘蛛の糸を吐き出す。
 ?(粘着の蜘蛛の糸)  エントマ 6巻
  粘着性の蜘蛛の糸を吐き出す。
 ?(自由に幻を作る) エントマ 5巻
自由に幻を作るスキルエントマはこれでとある人物の幻覚を作り、ゲヘナのブリーフィングに利用した。ちなみにこの能力はweb版では持っていなかった様子。
 ?(飛行速度強化)  シャルティア  3巻368頁
飛行速度を強化するスキル
 ?(清浄投擲槍強化)  シャルティア  3巻
 清浄投擲槍を強化したスキル。MPを消費する。
?(不浄衝撃盾強化)  シャルティア  3巻
 不浄衝撃盾を強化したスキル
?(負のエネルギーの暴走)  イビルアイ  6巻
 体を流れる負のエネルギーを暴走させ、魔力に宿すことで全ての攻撃に負の効果を付与する。

 

カルマ値

カルマ値とは、一般的にゲーム内の行為によって変動するキャラクターの善悪を数値化したものであるが、ユグドラシル(NPCのみ?)では、行為による変動値ではなく、キャラクターの性格の一部として設定による固定値だと思われる。

 

カルマ値一覧(悪→善の順)

   名              前 属性 カルマ値
アインズ・ウール・ゴウン(モモンガ) 極悪 -500
アルベド 極悪 -500
デミウルゴス 極悪 -500
イグヴァ=41 極悪 -500
シャルティア・ブラッドフォールン 邪悪〜極悪 -450
ニューロニスト・ペインキル 邪悪 -425
ナーベラル・ガンマ 邪悪 -400
ソリュシャン・イプシロン 邪悪 -400
ルプスレギナ・ベータ 凶悪 -200
アウラ・ベラ・フィオーラ 中立〜悪 -100
マーレ・ベロ・フィオーレ 中立〜悪 -100
エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ 中立〜悪 -100
パンドラズ・アクター 中立 -50
恐怖公 中立 -10
ハムスケ 中立 0
ヴィクティム 中立 +1
コキュートス 中立 +50
ゼンベル・ググー 中立 +50
クルシュ・ルールー 中立 +50
ザリュース・シャシャ 中立〜善 +100
シズ・デルタ 中立〜善 +100
ユリ・アルファ +150
セバス・チャン 極善 +300

 

小ネタ

  • ユグドラシルでは洗脳されたキャラクターに命令を下さなかった場合、カルマ値に応じた行動を自動的に取っていた。このルールは転移後の世界でも変わっておらず、-450のシャルティアは「近づいた相手に無差別に攻撃」という行動を作中で取った。
  • 一部の攻撃には「カルマ値が低い者に効果抜群」という効果がある。カルマ値が全体的に低いナザリックにとっては割と致命的な効果である。

ユグドラシル

ユグドラシル
ユグドラシル
詳細
名前 ユグドラシル(YGGDRASIL)
タイプ DMMO―RPG
Media
登場作品 web版
書籍版
漫画版
アニメ版


概要
 ユグドラシル(YGGDRASIL)とは、体感型ゲームDMMO―RPGの超ヒット作品のことである。web版では月額1500円、書籍版では基本無料だった。西暦2126年に日本メーカーによってサービスを開始し、2138年にサービス終了した。 

ゲームの特徴

 
他のゲームと比較してプレイヤーの自由度が異様なほど広いことで有名であった。
 基本となる職業の数は、基本職と上級職を合わせてゆうに2000を越え、職業は最大で15レベルしかないため総合レベルの限界100に達するまでには7つ以上を重ねることになる。従って、意図的に作成しない限りは寸分たがわぬキャラクターができることはまずない。
 
また、別売りのクリエイトツールを使用することで、武器防具の外見や内包するデーター、自らの外装、保有する住居の詳細な設定などを変化させることができる。
 データーはゲーム中でデータクリスタルとして存在し、モンスターを倒した際などに入手できる。このデーターをクリエイトツールで作った外装にくっつけるなり、ゲーム内で売られている外装とくっつけるなりしてオリジナルアイテムを作成するのである。
 魔法はクリエイトツールでも作れないが、代わりにゆうに6000を越える膨大な数量が用意されている。
 なお、どれだけキャラクターの強化をしたとしても、大規模な人数が参加して遊ぶゲームである以上、いわゆる無双は出来ないようになっている。

仮想現実の限界

 そもそも、電脳法によって味覚と嗅覚が完全に削除されており、触覚もある程度の制限を受ける。また、風営法に抵触するおそれのある行為は禁止されており、違反者は公式ホームページに名前を公開の上、アカウント停止処分を受けることになる。
 技術的な限界としては、キャラクターの外装は固定され会話に合わせた表情変化などはできないし、NPCに会話させるなどの高度なAIを組み込むこともできない。

運営の方針

 
ユグドラシルの制作会社は、プレイヤーに未知を楽しんでもらうことを望んでおり、色々と試行錯誤をすることが前提となっていた。そのため、モンスターの強さやアイテムの効果、武具の装備の可否といった情報を自分達で調べる必要があり、中には「小鬼将軍の角笛」のようにゲーム終了時まで真の効果が発覚しなかったアイテムすら存在する。そのため情報には非常に高い価値が生まれ、燃え上がる三眼に代表されるスパイ行為が行われたりしたが、それもまた一つの手段として運営は黙認している。

 また、「世界」という言葉に強い思い入れがあったらしく、その名を冠する敵、職業、アイテムなどは、かなり強く設定されている。特に設定上世界一つに匹敵するとされたワールドアイテムの効果は、バランスブレイカー過ぎると意見されることもあったが、「世界の可能性はそんなに小さくない」との迷言の下、決してそのバランスブレイクぶりが修正されることは無かった。
 他にも、PKやギルド武器の破壊などを条件とした特典や職業があったり、クリスマスの夜に二時間以上ログインをしていると自動的に「嫉妬マスク」がもらえるなど色々はっちゃけており、運営狂ってると言われることもしばしば。 

ゲームの世界観

 ユグドラシルという世界樹には無数の葉が生えていたのだが、ある日、それを食い荒らす巨大な魔物が現れた。落ちた葉はワールドアイテムとなり、残った九枚の葉は九つの世界の元となった。しかし、魔物の影は残った最後の九枚の葉にも迫りつつあり、それを阻止するべくプレイヤーは未知の世界を旅することになる。

世界

アースガルズ 天空城が存在する。
アルフヘイム 詳細不明。web版ではたっち・みーが公式大会で優勝した。
ヴァナヘイム 詳細不明
ニダヴェリール 詳細不明
ミズガルズ 詳細不明
ヨトゥンヘイム フロスト・エンシャント・ドラゴンロードが生息している。
ニヴルヘイム 詳細不明
ヘルヘイム 常闇と冷気の世界。ナザリック地下大墳墓、氷河城などが存在する。
ムスペルヘイム 炎巨人の誕生場が存在する。

 

ギルド

 
プレイヤー同士はギルドを構成することで、本拠地に共有財産の保管などが可能となる。
 構成人数は最大100人まで。

NPC

 城以上の本拠地を所持したギルドは幾つかの特典が与えられるが、その一つに自らの本拠地を守るNPCという存在がある。

POPモンスター 本拠地のタイプに応じたNPCが、レベル30を限界として出現する。コストも懸からずほぼ無限に沸くが、自分達の好きなように外装を変えたりAIを組み替えたりはできない。
自作NPC 例えば城程度の拠点を所持するギルドであれば、700レベル(web版では500)を好きなように割り振ってNPCを作っても良いという権利が与えられる。
これで作ったNPCの場合、外装、AI、武装できる外装なら武装もいじることができる。課金で権利を増やしたりもできる。
その他 召喚等によって手に入れたモンスターを、ダンジョン内に配置することが可能。

ギルドランキング

 公式はギルドランキングを公開している。
 その中でもポイント上位10ギルドを上位ギルドと呼ぶ。
 このポイントは構成員におけるレベル平均、世界発見ポイント、ワールドアイテム保有数、資産ポイント、本拠地ポイント、PKの際のポイント移動、ギルド戦時のポイントなど無数の値の集計によって出されている。課金額も含まれているという噂もある。 

第一位 トリニティ 上位ギルド3つが連合して出来たギルド。対2ch連合との戦いでは旗頭になった。
第二位 ワールド・サーチャーズ 新たな発見をすることだけを追求した冒険者ギルド。公式が望んだ楽しみ方を最も具現したギルドといえる。
第三位 2ch連合(実際の名前は異なる) 関連ギルドを全て含めると総数1000人を超える超巨大ギルド。全盛期は3000人もの人数を有していた。問題を起こすことが多く、上位ギルドの大半が敵対的。
第九位 アインズ・ウール・ゴウン(最盛期) たった41人の構成メンバーで数千のギルドの中から上位10ギルドに入った伝説のDQNギルド。サービス終了時点では800弱に減ったギルドの中で29位だった。


 
画像
ゲームプレイ

 

Sugar and spice and all that’s niceルート

Sugar and spice and all that’s niceルート
ikisa
詳細
名前 Sugar and spice and all that’s niceルート
通称 モモンガさんラノベ主人公っぽいルート
分類 番外編
Media
登場作品 作者ツイッター

概要
Sugar and spice and all that’s niceルートとは、作者がDVD1巻発売記念としてツイッターに少しだけ投稿したIF展開であり、作者が「Sugar and spice and all that’s niceルート。もしくはモモンガさんラノベ主人公っぽいルート。」と最後に呟いた事からそう呼ばれている。

別の呼び方としては、先程のツイート後半から引用した「ラノベ主人公ルート」や、作中でモモンガが本名である鈴木悟を名乗っている事から「鈴木悟ルート」といった呼び方をされる事もある。

詳細

小ネタ

イビルアイの本名は、このSugar and spice and all that’s niceルートによって判明した。 
・作者曰く、このルートでは原作では戦わない(そもそも出てこない)竜王と戦ったり、「サトル、頑張って!」と言われるとの事。
・作者は設定集を見ずに作っている為、設定に無い事を書いている可能性がある。
イビルアイが一人でいることや会話の反応などから、このルートのモモンガが転移した時代は本編と同じ時代ではなく、十三英雄と同じ200年前から、イビルアイが吸血鬼となった250年前までの間のどこかだと思われる。ツアー曰く100年毎にプレイヤーが来ているので、200年前が濃厚か。

隠し番外編

 

隠し番外編
詳細
名前 隠し番外編
分類 番外編
Media
登場作品 web版の感想掲示板


概要
 隠し番外編とは、作者がweb版の感想掲示板において読者への返信と共に少しだけ書いたIFストーリーや物語の裏話のことであり、web本編には公開されていないためにスレッド住人達からそう呼ばれている。

 「Arcadia」に存在するものと「小説家になろう」に存在するものの、二種類が存在する。

 あくまでIFストーリーのため、一部の内容は本編と相容れないような物も含まれている。

 

詳細

Arcadia感想掲示板

□ [2878] 隠し番外編 1 (2011/Aug/28(Sun) 01:48 pm)


 夜半過ぎた遅い時間帯だが、アインズの部屋には煌々とした光が灯っていた。そしてその光の下、アインズは黙々と働いていた。それはアンデッドであるアインズは睡眠というものを必要とはしないためだ。そして何より疲労というものが無いため、幾らでも仕事をこなせるという事でもある。
 そんな室内にいるのは、アインズを除けばあとは戦闘メイドである、ユリ・アルファ、シーゼットニイイチニイハチ(シズ)・デルタ、ソリュシャン・イプシロンというこれまた睡眠を不用とする者たちだ。

 部屋にあった豪華な机の上に、幾枚かの用紙を広げ、それらをアインズは眺める。アウラから回ってきた、ナザリック外の避難所作成に係わる様々な資料だ。
 
「ふむ……」

 アウラに任せた計画の遂行率は非常に高く、順調に物事は進んでいる。現在では箱の外の部分はほぼ完成したという状況だ。
 これから、あとはどれだけの要塞化を進めるか。どれぐらい内装にこだわるかなどの中の部分に取り掛かる必要がある。
 そうなると宝物庫を開いて金銭を取り出し、色々と買い集める必要があるだろう。それとも宝物庫のデータクリスタルを取り出して、家具を自作した方が良いか。
 迷ったアインズは、報告書から目を離して、中空を睨む。

 要塞化を重視するべきか、避難所での生活を重視すべきか。せっかく作るのだから、両方を兼ね備えた別荘を作りたいものだ。

 アインズはそう考える。そうなるとデミウルゴスセバスという人物の知恵を借りる必要が出てくるだろう。しかしながらデミウルゴスは現在ナザリックにはいない。ならばこの場合はまずはセバスの調度品関係の意見を聞くべきだろう。
 しかし遅い時間でもあり、セバスを呼びつけるには少々気が咎める。だから雑談程度の気分で、アインズは戦闘メイドの代表者でもあるユリに問いかけた。

「そういえば、セバスはどうした?」
「はい。今日は16日ですので、アーニアの部屋で寝ているかと」

 するっとユリは答える。
 その答えに含まれたアーニアという名前に聞き覚えがあったため、アインズは記憶を探る。そして思い出したのは一ヶ月前、王都で拾ってきた女の1人の名前だ。
 アインズは僅かに笑った。

「……寝ているって何だ? あの女は1人では眠れないのか? 子供じゃあるまいし」
「――え?」
「まぁ、過酷な経験をしたからか? 1人では眠れないのも分からんでも無いな。もしなんであれば恐ろしい記憶は消してやっても良いのだがな」

 寛大な口調でアインズユリに笑いかける。アインズの魔法による記憶操作をもってすれば、1人で眠れるようになるだろうという優しさをもって。
 しかしユリは僅かに顔を引きつらせた。それから――

「失礼します、アインズ様」

 ペコリと頭を下げると、その場にいたメイドを全員アインズの部屋の隅に呼び集める。そしてぼそぼそと相談を始めた。

 一体何事だ。アインズはそう思い、耳をそばだてる。

「もしかしてアインズ様ってご存じない?」
「アンデッドだからそういう知識は無いのかもしれない」
「ボクもアンデッドなんだけど?」
「…………ユリ姉。シャルティア様がいる」
「あの方は例外でしょ。あれはちょっと行き過ぎ」
「ではどうしますか?」
「まずはお尋ねしてみましょう」
「でも直接的に聞くのは、あまりにもあれじゃ……」
「では間接的に。――アインズ様」
「なんだ?」

 ユリアインズに伺うように、部屋の隅から声をかけた。

「人間の赤ちゃんってコウノトリが運んでくるんですよね?」
「……」

 何を言ってるんだ。アインズユリをそういう眼で見る。元々アインズは言うまでも無く人間だ、ちゃんと性教育は受けているし、実戦経験だってある。
 しかしながらユリなりの冗談かと思い、アインズも同じように答えた。

「違うぞ。キャベツ畑で取れるんだ」

 その答えを聞いたユリソリュシャン。そして僅かにシズにすら、驚きのような表情が浮かんでいた。

「そ、そうでした。キャベツ畑でしたね……」
「間違えるなよ?」
「は、はい……」 

 その歯切れの悪い返答に、アインズは不安を抱く。
 戦闘メイドってそんな知識も無いのか? そうアインズは僅かに困惑し、性教育をしないと不味いのか。そんなことまでも考え出してしまう。
 教師役は誰を据えるか、流石に自分がやるのはイヤだな。そこまで考え始めたアインズはふと、あることを気付く。突然のユリにわけのわからない質問。

 もしかして寝てるってそういう意味か?

 この肉体になってから性欲というものはほぼ無くなった。そのためか、即座に気付くことができなかったのだ。さらに重ねてアインズは気付く。

「ちょっと待て? 『16日ですので、アーニアの部屋で』だと?」

 その言葉に込められた意味は明白では無いか。アインズ王都で拾ってきた女の数を思い出す。確か全員で8人だ。

「……1つ聞こう。セバスの相手は……日替わりで8人か?」
「はい。そのはずです。明日はジャネット、明後日はバーバラ……。順番は滅多には変わらないと思いますが?」
「…………」
アインズ様?」

 押し黙ったアインズユリは恐る恐る声をかける。
 そして噴火が始まった。

「くそジジィ! 何、ハーレム作ってんだ! どーせ、8人同時とかやったんだろう! ちくしょうが!」

 そこにあったのはぶっちゃけ嫉妬だ。性欲は無いし、アンデッドであるため大きな感情で動かされることも無い。しかしながらこの夜のアインズは違った。アンデッドだからといって妬ましいという気持ちまで完全に消えたわけではないのだ。

セバスを呼べ! ガツンといってやる!」
「は! はい!」

 慌ててユリが部屋から出て行く。

 こうしてナザリックにハーレム禁止令が出たり、シャルティアが慌てたり、デミウルゴスの取り成しがあったり、アインズがしょんぼりしたりと、色々な出来事が起こるのだが、それはまさにどうで良い話である。

□ [2965] 隠し番外編 2 (2011/Sep/04(Sun) 06:06 pm)

 

 ナザリック大地下墳墓、その宝物殿。

 無数の煌びやかな宝が眠り、金貨の海が存在する場所である。

 

 その中に1つの部屋があった。玄室とも言えるような無骨な作りであり、石でできた聖櫃のようなものが中央に1つ置かれている。周囲の壁には金貨を入れた袋が置いてあり、パンドラズ・アクターがそれの1つの中を覗き込んでいた。

 

 この部屋はナザリックの出費関係を管理する部屋だ。

 ギルドの本拠地はその大きさや備えなどに応じて、常時金貨を消費していく作りとなっている。例えば食料の自給自足率などもその一環だ。そしてそれはナザリック大地下墳墓とて例外ではない。しかし、基本的にナザリックは課金アイテムやワールドアイテム。さらには存在する出現するモンスターはアンデッドが殆どということもあり、出費は殆ど無いぐらいに抑えられている。

 しかし、それでも対外防御用の罠が発動した場合は、その発動したレベルに応じて金貨が消失することとなる。

 パンドラズ・アクターはそれの管理もこっそり行っていたりするのだ。

 

「金銭的にはまるで問題無しのレベルですね」

 

 ナザリックに対する攻撃を確認し、防御用の罠が発動したので急いで来たのだが、大したことではなかったようだ。いや、ワールドアイテムに守られているナザリックを、外からの攻撃で貫通しようということ自体無理なのだが。

 しかしそれでも第2防御結界まで突破するとは。何度か第1防御結界が反応していたが、その程度の力では意味がないと無視をしていた。

 

「……16層の結界の1つを突破できるとは……中々ですね。まぁ、防御結界を破った分だけ反撃は厳しいものになるのですが……さて、では結果を調べるとしましょう」

 

 パンドラズアクターは眼鏡をくいっと上げると、聖櫃を覗き込む。

 そこには色々なものがあった。鎧、剣などだ。もし知る者がいればそれが何か分かっただろう。スレイン法国の紋章が入っていると。

 

「鎧も剣も同じものですね。一品物は無しですか。……魔力は殆ど無し、ゴミですか……」

 

 パンドラ・アクターは聖櫃に入っていた装備品を取り出すと、どこからか出した袋に押し込んでいく。その袋はどれだけ入れても、大きさは一切変わらない。まるで四次元に吸い来れていくようだった。

 

「銅貨ですか……ふむ?」

 

 パンドラズアクターは1枚の貨幣をその長い指で取り上げ、天井からの光に晒す。

 

「磨り減っているところを見ると、使用済みですね。しかし……知らない貨幣です。これはそういった趣味を持っている人でなければ正確な価値はつけられませんね。アインズ様送りですね」

 

 そしてもう1つの袋を取り出すと、その中に放る。

 

「指輪……中には人の名前? 結婚指輪ですか? ……混ぜ物が多い……削っても潰しても価値はあまり無いですね」

 

 無造作に最初の袋に放る。そして一枚の布を取り出す。パンドラズ・アクターの顔の無い顔が引きつる。

 

「……女性用の下着」暫しの時間が開き、「……使用済み。……こんなものの値段なんか分かるわけがないでしょう」

 

 パンドラズ・アクターは2つ目の袋に放り込んだ。

 

「では、こんなものですね」

 

 あった全てのアイテムを分け終え、パンドラズ・アクターは満足げに頷く。それから金額未設定の品を入れた袋を持ち上げた。

 

「さて、アインズ様に値段を決めていただかなくては。持って行きますか」

 

 

 こうしてアインズが女性の下着を手に金額設定で悩むことになるのだが、どうでも良い話である。それを見たシャルティアアウラアインズがそういう趣味の持ち主かと勘違いするのも、本当にどうでも良い話である。脱ぎたてですとか言われて渡されたアインズがぶちぎれるのも、完全にどうでも良い話であった。

□ [3122] 読者に対するコメント返し (2011/Sep/29(Thu) 08:42 pm)

 

[2974]読者コメント 

性欲ないはずの骨が下着持って悩んでる→満たせない渇望を癒すためにコレクションしてる
と思われても仕方ないww

[3122]コメントに対する作者の返信

 右手にシャルティアのパンツ、左手にアウラのパンツ。二つあわせて合体魔法、メドパンツ!
 っていうのをやってエイトエッジアサシンに見られるアインズです。ちなみにこれがBADEND2です。

小説家になろう感想一覧

□ 2012年 05月 17日 (木) 14時 42分 への返信

※反転で見られます

丸山くがね [2012年 05月 27日 (日) 17時 35分 58秒]

 バッドエンドでのアー戦


 シィアは自らの視界が白く染まるのを見た。次の瞬間、自らがどこにいるのかが理解できなくなる。
 渦に飲み込まれた枝のように、揉みくちゃにされ、平衡感覚がうまく働かない。それが何かャルィアも理解できなかった。ただ白い光の中、激痛が襲いかかってくる。
 防御をしようとしても体が非常に重く、動かすのが難しい。だが、シャルィアは全身全霊をかけて動かす。これは不味いと理解できたためだ。
 全身を丸め、両腕で身を守るように庇う。


 それは極限の爆発。
 白い閃光が世界を染め上げる。
 轟音と爆熱。
 生み出された衝撃波が大地を吹き飛ばし、舞い上がった土砂がキノコの形を空に作る。
 超熱波による致死領域はキロメートル単位にも及び、その範囲内に存在し、今なお動く影はなかった。土煙が収まるにつれ、その凄惨な有様が明白となる。

 生きる者がいるはずがない、そんな中、土を払ってよたよたと立ち上がる者が1人。

「かぁ、かぁ、かぁ」


 すさまじい爆発によって生じた超高熱波の中にいたために、喉が焼け爛れており言葉がうまく働かない。いや、喉だけではない。全身は焼け爛れ、かつての美しさはどこにもなかった。髪を全部失い、まるで黒く焼けた棒のようだ。
 熱量での火傷以外にも、爆風によって全身に切り傷を負っている。
 左の視界は完全に閉ざされている。右目 はなんとか白濁しただけですんでおり、ぼんやりとだが像をかたどってくれる。体が傾げるのは、右腕を肩口から失ったためだ。ズタズタになったドレスが、見 窄らしい焦げた残骸となって体に張り付いている。その中にあってシャルィアの身につけた最高級のアイテムたちのみ、そしてそれに隠れた部分が無傷なのが 異様だ。

 全身から突き上げてくるような痛み。
 この痛みはまずい。
 この痛みはシャルィア・ブラッドフォールンを滅ぼすものだ。

「ああああああああ」

 思考が千切れになり、欠片が絶叫となって口から飛び出す。
 炎によるすべてのダメージを無効にする自分がなぜ、熱ダメージを受けているのか。自らの守りはどうして突破されたのか。無数の疑問が頭をよぎるが、そのほとんどが痛みと混乱によってかき消される。
 思考があちらこちらに飛び交う中、ただ1つだけが最重要事項として頭の中で警鐘をならしている。
 それは――これ以上ここにいることは出来ない。このままでいたら死ぬから撤退すべきだ、という内容。
 しかし、だ。
 しかしザリック大地下墳墓の守護者であるシャルィア・ブラッドフォールンが背を向けて逃げて良いのだろうか。はるかに劣るものたちに。
 それはザリックを、至高の41人の期待を――裏切る行為ではないだろうか。自らが死すとも、この下らない国を滅ぼすべきではないか。忠義と生存本能。2つがシャルィアの動きを縛る。
 ギギギギ――。
 シャルィアの口からきしむような音が漏れる。わずかに残った歯が擦り合わされ起こった音だ。

「かぁああ、くぃうう」

 魔法が発動しない。

「ぎがあああがっがっぐ!」

 憤怒。ありとあらゆることに対する怒りがシャルィアを染め上げる。



 ……この話が公開される日が来るのだろうか?

□ 2012年 05月 31日 (木) 21時 27分 への返信等 バッドエンドでのツアー戦について

 

追伸

 そうそう。

 あれは正確に言えばシャルティアVSアーグランド評議国の中盤終わり頃です。あれからまだ2戦ぐらいやってようやく決着です。

 タイトルを付けるなら『国堕』。なーんてね。

□ 2012年 06月 02日 (土) 07時 42分 への返信

 

没ネタ。こういうの本当は入れたかったんですけどね。

 

セバス様。そのうち友人を連れてきてもいいっすかね?」

「友人? それって誰?」

エンリちゃんっすよ」

「……人間?」

 

 眉を顰めたソリュシャンルプスレギナは軽い口調で嗜める。

 

エンリちゃんはアインズ様のお気に入りっすよ。あんまりそういう態度はオススメしないっす」

 

 ソリュシャンが即座に表情を元に戻す。

 アインズの名前は全てよりも重い。アインズが気に入っていると言うのであれば、ソリュシャンが不快な態度を示すことは決して許されない。

 

「でもその娘への寵愛が無くなって、殺すように命令されたらどうするの?」

「殺すっすよ?」

 

 当たり前じゃないというルプスレギナの反応を見て、二人のメイドも当然と頷く。

 

小ネタ

・Arcadiaの隠し番外編 1で出てくる「人間の赤ちゃんはキャベツ畑で取れる」というセリフは、主にヨーロッパなどで広まっている言い伝えである。

ゲヘナ(作戦)

ゲヘナ
latest2
詳細
名前 ゲヘナ
分類 作戦
場所 王都リ・エスティーゼ
日時 下火月四日 15:15〜
首謀者 ヤルダバオトデミウルゴス
目的
(表向き)
王都に持ち込まれた悪魔像の奪取
目的
(裏向き)
王都の財の奪取
八本指襲撃の隠蔽
・人間を大量に誘拐
・「ヤルダバオト」を魔王の座につかせる実験
Media
登場作品 書籍版(6巻)

(失敗は許されない。逆に全てのミスを帳消しにするような結果をお見せしなければ)

概要

 ゲヘナは、書籍版6巻の全体にかけてデミウルゴス主導の下、ナザリックの面々によって王都で行われた一大作戦である。
 シャルティアの洗脳と同じく、web版には無かった展開で、非常に大きな策謀が繰り広げられる事となる。
 事の発端はツアレの誘拐に激怒したアインズ八本指の殲滅とツアレの救出を命じただけのものだったが、デミウルゴスが「全面的にお前に任せる」というアインズの発言を拡大解釈し、アインズの知らぬ間に壮大な作戦となっていった。

 第一段階として八本指の八つの拠点を襲撃し、殲滅と資源の奪取。
 第二段階として王都の一角を「ゲヘナの炎」で包み、その内側の人間と資源を奪取。
 第三段階として首謀者ヤルダバオトモモンが一騎打ちを行い、モモンが勝利することで救国の英雄となる。

 という大きく分けて三つの段階で構成されている。

経過
下火月四日

・ 15:15より少し前
 ツアレ八本指の手の者に誘拐される。

・15:15
 アインズ、激怒しアルベドデミウルゴスツアレの救出と八本指へ鉄槌を下すことを命じる。

・20:31
 王都の屋敷に作戦のメンバーが揃う。メンバーは デミウルゴスシャルティアマーレセバスソリュシャンエントマ、イビルロード複数という超の付く過剰戦力。後に残りのプレアデスも参加することになる。
 各員に作戦が伝えられ、「とある人物」を傷つけることが禁止される。
 シャルティアはすぐ問題を起こすので待機を命じられる。

・21:00頃
 計画の第一段階発動。各員による八本指の全ての拠点への攻撃開始。

・21:10
 ヒルマの屋敷をマーレエントマが襲撃、ヒルマを拉致し資料の略奪開始。

・21:51
 セバスソリュシャンによる八本指の拠点の一つへの攻撃+ツアレの救出開始。たまたま合流したブレインクライム、ロックマイアーも同行する

・22:20
 ヒルマの屋敷の略奪完了。帰還しようとしたエントマが屋敷を襲撃に来たガガーランと遭遇してしまい戦闘開始。ティアイビルアイも参戦。

・22:27
 エントマ敗北。瀕死のところをかろうじてデミウルゴスに救われ撤退。デミウルゴスガガーランティアを殺害するものの、そこに事情を知らないモモンアインズ)が乱入。

・22:30頃
 セバスソリュシャン+オマケによる八本指の拠点と六腕の殲滅完了。
 セバスツアレと共にナザリックへ帰還。

・22:31
 アインズデミウルゴスが見せかけだけの戦いを行う。デミウルゴスは撤退し、計画の第二段階として王都の一角を己のスキルゲヘナの炎」による真紅の炎の壁で囲む。
 イビルアイモモンにベタ惚れになる。

・?
 炎の壁の内側の資源と人間たちがナザリックへ送られる。

下火月五日

・00:47
 王城に集められた冒険者によって対策会議が開かれる。

・02:30
 冒険者と衛士出撃、「ゲヘナの炎」に突入する。

・02:41
 ブレインクライム、ロックマイアーのチームが待機中だったシャルティアとたまたま遭遇。ブレインが足止めとして戦いシャルティアの爪を切ることに成功する。シャルティアは傷つけてはいけない「とある人物」に気づいた為撤退。

・03:38
 アインズナーベイビルアイのチームが出撃。衛士がバリケードを作る。

・03:44
 ラキュースティナ冒険者のチームが出撃。そこにガゼフ達兵士が加わり、多数の雑魚悪魔+鱗の悪魔(スケイル・デーモン)との戦闘に入る。

・?
 スケイル・デーモン敗北。逃走する。

・03:46
 アインズ達のチームがヤルダバオト+5人のメイドと接敵。

 アインズ VS デミウルゴス(やらせ)
 ナーベ VS ソリュシャンルプスレギナエントマ(やる気無し)
 イビルアイ VS ユリシズ(真面目に戦う)

 の激戦が始まる。

・03:53
 アインズデミウルゴスから詳しい作戦の内容を聞く。

・03:56
 マーレが計画の第三段階発動の合図に地震を発生させる。

・03:57
 ブレイン一行が倉庫で捕えられていた人々を発見、そこにやって来たスケイル・デーモンと戦闘開始。これを撃破する。

・04:03
 デミウルゴスが(予定通り)敗北を認め撤退。アインズの扮するモモンが救国の英雄となる。


その後
 モモンを英雄とすることに成功し、莫大な資源と生贄の人間を手に入れ、アダマンタイト級冒険者であり蘇生魔法の使い手でもあるラキュースとのコネも作ることができ、さらに裏社会を牛耳る八本指を支配下に置くというナザリックにとってはまさに非の打ち所がない大戦果を挙げることとなった。
 ナザリックの外ではランポッサⅢ世ザナックがいち早く兵を動かしたために評価を上げ、逆に動かなかったバルブロや貴族が評価を下げることとなった。

 この作戦は事前にデミウルゴスラナーと通じていた描写がいくつもあり、デミウルゴスは情報を受ける見返りとして「とある人物」の安全を約束していた様子。また、作戦と前後してクライムが救出した娼館の女性が何者かの手によって全員殺害されているが、これはラナーの策謀(5巻361頁)によるものだと臭わされている。

 拉致された人間は有効活用できる八本指の関係者を除きその大半が殺されたようだが、幼子だけはペストーニャニグレドが身を呈して守っている。アルベドアインズの命に従わなかった二人に激怒し謹慎処分にしている(7巻11頁)が、それでも二人は子供達を守り続けているらしい。ちなみにアインズ自身も幼子を殺すことには抵抗があったので、二人の謹慎を解いていいと考えている。

小ネタ

武技

概要
 戦士版の魔法とも言える特殊能力。集中力や精神力と言われるポイントを割り振って利用し、MP消費などが無い代わりに肉体的な負荷を伴う。
 例えば精神力が2ある人間なら、1消費するものを二つ同時に使うか、2消費するもの一つを使うか…といった選択ができる。
 この開発は誰でも行えるようで、オリジナルの武技を持つキャラクターも少なくない。

 web版ではユグドラシルにも存在したが、書籍版以降は転移後の世界独自の物になっている。
 また、同じ武技でも使用者によって威力は変わるようで、さらに派生系なども存在する。
 たまに「戦技」と呼ばれることもあるが、特に違いは分かっていない。

武技一覧

戦気梱封 使用者:ガゼフ・ストロノーフ
効果:使用精神力1。武器に魔法属性を付与し、消れ味を上げる。武器魔法化(マジック・ウェポン)というアイテムを使うことでも同様の効果を得られる。
四光連斬 使用者:ガゼフ・ストロノーフブレイン・アングラウス
効果:同時に4回の鋭い斬撃を放つ。元はガゼフのオリジナルで、かつての御前試合でガゼフブレインに対して使用したが、それを見よう見まねでのちにブレインも使えるようになった。
六光連斬 使用者:ガゼフ・ストロノーフ
効果:使用精神力3。同時に6回の鋭い斬撃を放つ。ガゼフのオリジナル。
 その秘剣は限定的ながら多重次元屈折現象(キシュア・ゼルレッチ)すら引き起こし、並列世界から呼び込まれる3つの異なる剣筋が同時に(わずかな時間差もなく、完全に同一の時間に)相手を襲う対人宝具ならぬ対人魔剣。
即応反射 使用者:ガゼフ・ストロノーフ
効果:使用精神力1。攻撃後の隙をキャンセルし追加攻撃ができる。
流水加速 使用者:ガゼフ・ストロノーフクレマンティーヌ
効果:使用精神力1。神経と肉体の速度を上昇させる。対峙した相手には自分が水の中をゆっくり動く中、相手だけは通常の速度で動いているように感じられる。
肉体強化の武技 使用者:ガゼフ・ストロノーフ
効果:使用精神力1。肉体を強化する
精神強化の武技 使用者:ガゼフ・ストロノーフ
効果:使用精神力1。精神を強化する。
魔法に対する抵抗強化の武技 使用者:ガゼフ・ストロノーフ
効果:使用精神力1。魔法に対する抵抗力を強化する。
急所感知 使用者:ガゼフ・ストロノーフ
効果:相手の急所を感知する。
可能性知覚 使用者:ガゼフ・ストロノーフ
効果:第6感を強化する。曰く「大技」
使用者:ガゼフ・ストロノーフ
効果:使用精神力4。詳細不明。
究極の武技 使用者:ガゼフ・ストロノーフ
効果:使用精神力5。かつて王国にいたアダマンタイト級冒険者ヴェスチャー・クロフ・ディ・ローファンが開発しながらも、歳のせいで使いこなすことができなかった武技
要塞 使用者:ペテル・モーククライム
効果:防御武技。これを発動した箇所への攻撃はダメージを吸収されてしまう。通常は盾や剣に発動するが、タイミングさえ合えば手に発動して素手で攻撃を受け止めることもできる。ただし、防御力には限度がある。
不落要塞 使用者:クレマンティーヌ
効果:一部の天才のみが習得できる<要塞>の上位防御武技クレマンティーヌはこの<不落要塞>により、人外の力を持つアインズの攻撃を細身のスティレット1本で弾いた。
疾風走破 使用者:クレマンティーヌパルパトラ
効果:爆風と言われるほどのクレマンティーヌの速度はこの武技+身体能力によるものの様子。
回避 使用者:クライム
効果:回避力を上げる。
超回避 使用者:クレマンティーヌ
効果:回避力を超上げる。
能力向上 使用者:クレマンティーヌブレイン・アングラウスエルヤー・ウズルス
効果:自身の能力を向上させる。web版では「ブースト」という名前だった。
能力超向上 使用者:クレマンティーヌエルヤー・ウズルス
効果:自身の能力を超向上させる。通常であればエルヤーのレベルでは覚えられない高位の武技。web版では「ブースト2」という名前だった。
斬撃 使用者:クライムハムスケ
効果:上段からの強烈な一撃を放つ。「ただの上段からの一撃」と「斬撃」は別物のようで、分かる人間にはその違いが分かる。ハムスケナザリックトレーニングですぐにこれを身に付けた。web版では「スラッシュ」という名前のこれとそっくりな武技をエルヤーが用いている。
知覚強化 使用者:クライム
効果:知覚を強化する。
脳力解放 使用者:クライム
効果:脳のリミッターを外すことで全ての能力を向上させる代わりに、疲労や筋肉断裂などのデメリットが発生する。クライムのオリジナル。
領域 使用者:ブレイン・アングラウス
効果:簡単に言えばハンター×ハンターの「円」 半径3メートル以内の事がすべて手に取るようにわかり、範囲内では攻撃の命中率が非常に高くなる。ブレインのオリジナル。
神域 使用者:ブレイン・アングラウス
効果:半径6メートル以内の事がすべて手に取るようにわかり、範囲内では攻撃の命中率が非常に高くなる。web版において吸血鬼化したブレインが修得していた。
瞬閃 使用者:ブレイン・アングラウス
効果:高速で剣を振り抜く。ブレインのオリジナル。
神閃 使用者:ブレイン・アングラウス
効果:超高速で剣を振り抜く。ブレインのオリジナル。
神速2段 使用者:ブレイン・アングラウス
効果:常識外の速度で剣を2度振り抜く。その速度は本気を出していないときのコキュートスの通常攻撃と同等。web版において吸血鬼化したブレインが修得していた。
剛撃 使用者:ガガーラン
効果:攻撃の破壊力が増す。
穿撃 使用者:未登場
効果:不明。恐らく高速の突き技。
竜牙突き 使用者:パルパトラ
効果:穿撃の発展系。相手を高速で二回突く。さらに付加効果を持たせ、属性による追加ダメージを与えられる。四十年以上前にパルパトラが開発し、今では多くの利用者がいる。
青竜牙突き 使用者:パルパトラ
効果:竜牙突きの一種。雷属性の追加ダメージを与える。
白竜牙突き 使用者:パルパトラ
効果:竜牙突きの一種。冷気属性の追加ダメージを与える。
縮地 使用者:未登場。
効果:足を動かさず相手との距離を一瞬で詰める。テニスや明治剣客浪漫譚でよく使われるアレ。
縮地改 使用者:エルヤー・ウズルス
効果:縮地の発展系。足を動かさず前後左右に自在にスイスイ動ける。ぶっちゃけキモいらしい。
空斬 使用者:エルヤー・ウズルス
効果:空を飛ぶ斬撃を放つ。web版では「ファング」という名前だった。
双剣斬撃 使用者:ヘッケラン
効果:不明(攻撃力up系か?)
限界突破 使用者:ヘッケラン
効果:代償を払い一瞬だけ武技の同時発動の限界を向上させる。代償はダメージっぽい。
痛覚鈍化 使用者:ヘッケラン
効果:不明(痛みを感じにくくする?)
肉体向上 使用者:ヘッケラン
効果:不明(能力向上の肉体のみ版?)
豪腕剛撃 使用者:ヘッケラン
効果:不明(剛撃の上位版?)

 

複数の武技の合わせ技

超級連続攻撃 使用者:ガガーラン
効果:複数の武技を同時に発動させつつ放つ15連続攻撃。武技<要塞>すら突破する。
秘剣「虎落笛」 使用者:ブレイン・アングラウス
効果:<領域>と<神閃>の合わせ技。神速の斬撃で相手の首を確実に落とす。
最強秘剣「爪切り」 使用者:ブレイン・アングラウス
効果:<領域>と<神閃>と<四光連斬>の合わせ技。神速の斬撃を同時に4回、対象を挟むように全く同じ箇所へ攻撃する。この技で遥かな頂にいたシャルティアの爪を切り落とすことに成功した。

 

生まれながらの異能(タレント)

概要

 生まれながらの異能(タレント)は、転移後の世界の人間が稀に生まれながらに持っている特殊な力の事。現在判明している限りでは純粋な人間種しかこれを持っていない。おおよそ200人に1人の割合で持っており、存在自体は珍しくないのだが、その力は強力な物から弱いものまで様々にある。
 ただし、例えば「魔法の威力が増す」というタレントを持っていても魔法を使いこなす才能が無ければ意味が無いように、素質や能力とタレントが常にかみ合うとは限らない。

 ユグドラシルには存在しなかった能力なのでナザリックにこの能力を持っている者はおらず、アインズは奪うとしたら《ウィッシュ・アポン・ア・スター/星に願いを》を使うことになるだろうと考えている。
 ちなみにweb版でも存在自体は示唆されていたが、明文化されたのは書籍版が初。

一覧

生まれながらの異能(タレント)
ニグン・グリッド・ルーイン 自身が召喚したモンスターを強化する。
ンフィーレア・バレアレ あらゆるマジックアイテムを使うことができる。使用に特殊な条件があっても無視できる。
ブレイン・アングラウス 詳細不明。この能力が剣の才能を後押ししたことでブレインは剣の天才となった。
ニニャ 魔法を通常の倍の速度で習得できる。簡単に言えば経験値2倍(魔法限定)
ニニャの師匠 相手の魔力を見ただけで探知できる。
フールーダ・パラダイン 相手の魔力を見ただけで探知できる。アインズを見たら感涙に咽び泣く。
アルシェ・イーブ・リイル・フルト 相手の魔力を見ただけで探知できる。アインズを見たら吐く。
イミーナ 非常に浮かびやすく、溺れにくい。
イビルアイ 詳細不明。世界でも10本の指に入るような凄いタレントだが、もう二度と使えない。このタレントのために彼女は過去生き残り、そして吸血鬼になり、一国を滅ぼしたらしい。
ドラウディロン・オーリウクルス 始原の魔法(ワイルド・マジック)が使える。ただし、莫大な魂(犠牲)が必要。
明日の天気を70%の確率で当てる。陽光聖典のメンバーから得た情報にあったタレント。
イネ科穀物の収穫時期を数日ほど早める。陽光聖典のメンバーから得た情報にあったタレント。
生まれながらの異能(タレント)らしき能力
ジエット・テスタニア あらゆる幻覚を見破ることができる
フェンドルス 相手の魔力を少しだけ探知できる。

 

アルベドの設定

アルベドの設定
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詳細
名前 アルベドの設定
分類 設定
Media
登場作品 書籍版
漫画版
アニメ版

一大叙事詩の如き長大な文章だ。じっくりと読んでいたら、そのままサービス終了の時刻になる程の。

概要
 アルベドの設定とは、設定魔だったタブラ・スマラグディナが自身の作成したアルベドに付けた長大な設定文。
 サービス終了直前に何となく設定を見た
モモンガをドン引きさせるほどの文量を誇る。

 さらにギャップ萌えだったタブラの趣味で「ちなみにビッチである。」という酷い締めくくられ方をされていたが、それを見かねたモモンガがギルド長権限で「モモンガを愛している。」と最後の一文を書き換えた。

 これが後々、様々な波乱を生むことになる。

詳細

彼女はナザリック地下大墳墓守護者統括という最高位たる地位につく悪魔であり、艶やかで長い漆黒の髪と黄金の瞳を持つ傾国の美女である。

己の地位に誇りをもっているために、侵入者に対しては自信と威厳によって、はるかな上位者として対峙する。
例え、どれほど賢く勇敢な敵で、強者と認めていようと決して同格としては相手にしない。
それだけの地位を与えられているということを知っているためだ。

彼女の持つ能力も守護者統括の地位に相応しいだけのものであり、智謀、戦闘能力において格
段に優れている。
ただしながら、各方面に置いていては若干他の存在に劣る点もないわけではない。

例えばデミウルゴスの智謀やシャルティアの戦闘能力などであるが、ナザリック内の管理、ひいては内政に関しては誰にも負けたりはしない。
その他、女性的な作業―特に主婦業一般に関しても優れた能力を持つ。
暇なときは編み物や掃除など、女性的な作業に従事している姿が時折見受けられる。

そのためなのかは不明であるが、綺麗好きであり、適当な片づけ方を見ていると綺麗に片したいという欲望に駆られるようだ。
特に本棚の並びに関しては一家言あるらしい。

しかしながら、他人は他人と見做している部分もあるので他者に掃除を強制することは滅多にない。
とはいっても、自分のコレクショングッズなどはため込む癖もあり、そういった場合はかなり乱雑な整頓となっている。
そのために本当に綺麗好きなのかは疑問の余地がある。

恐らくはそういう演技―女性として完璧に思われるような―をしているのではないだろうか?
確証はないし、怖くて聞くこともできないが。

何時も優しげな微笑みを絶やさず、穏やかな話し方の淑女然とした彼女は天使や女神と言っても信じそうな者は非常に多い。
実際、そういった雰囲気や容姿を持つのだから、勘違いしても可笑しくはないだろう。
実際、それも間違った見方ではない。

元々は最高位天使として作り出される計画であったが、夢見る国の化け物との融合により大きく歪んだ姿となって生を受けた。
そのため、性格もまたその本当の姿に相応しいように捩じり曲り、冷酷にして残忍、狡猾にして非道、敵対する者に苦痛と死、絶望を与えることに快楽を感じる性質となる。

普段浮かべている表情はあくまでも己の心の内から湧き出る弱者を残忍に甚振りたいという欲望を抑え込んでいる蓋のようなものだ。
もし壊れれば、呂后や則天部后など所詮は人間の行いでしかないと思えるような行いを開始するようになるだろう。
ナザリック外でという意味だが。

ただし、ナザリックに仕えてない者にとっては安心するべきというか、その蓋はかなり強固であり、容易くは決壊しないだろう。
彼女が自分こそがナザリック地下大墳墓の守護者統括という地位に就いている―多くの耳目を集めているということを忘れたりしない限り。

余談ではあるが、普段笑顔ではあると言っているが、べつにそれだけの表情しか浮かべていないわけではない。
あくまでもそれが彼女にとってのポーカーフェイスだと言っているのだ。
怒ったり、しかめっ面をしたり、嘘泣きをしたりと表情の変化はそれなりにある。

ちなみに彼女は敵対行為を働いた愚者を拷問している時でも、その洗練された淑女然とした態度を崩したりはしない。
まさに外見だけであれば完璧な美女だ。

ちなみにビッチである。


小ネタ

  • 管理人が読んでみたところ、54秒で読み終わった。おそらくモモンガが読んだとしてもサービス終了までには間に合っただろう。
  • 完全設定資料集によるとこれで全文ではなく、さらに多岐に渡る膨大な設定がある。

Q&A

Q1.誰が一番強いの?(人間編)
Q2.誰が一番強いの?(守護者編)
Q3.誰が一番強いの?(ナザリック編)


Q1.誰が一番強いの?(人間編)

作者による戦士系限定の強さの説明では

今まで出てきた戦士系キャラクターの強さ順番はこんな感じです。


 クレマンティーヌ漆黒所属)>フル装備ガゼフ>クレマンティーヌ(ズラ所属)>ハムスケ>ガゼフ>ブレイン>ガガーラン>ゼロ>壁>ザリュース>クライム>虎>一般人


 注:指輪は発動させない。
 注:フル装備ガゼフクレマンティーヌは武装面による強化なので、実際にこの通りなのかには疑問がある。
 注:単純なレベルでの勝敗を丸山が漠然と判断した強さ順である。(クレマンティーヌではスケリトルドラゴンには勝てないとか色々とあるため)
 注:ゼロはレベル的には高いのだが、モンクは戦士よりも基礎となる部分が弱いので、この評価。
 注:デス・ナイトも入れてほしい方はいると思われるが、攻撃が低く、防御が高いという壁キャラなので入れるには不明な点が多すぎる。相手からダメージを受けない、相手にもダメージを与えないという戦闘でも、長く続けばアンデッドで疲労しないデスナイトが勝つだろうけど、それを許しだすと「じゃぁ、遠距離から攻撃するね。接近してくるなら走って逃げて距離を取るよ」を許さざるを得なくなってくるため。基本はガチの殴り合いで、疲労などをあまり考慮に入れな い戦闘を考えているためです。


 結論:人間としては英雄の領域にまで達しているクレマンティーヌが一番強い。やった!


 余談:漆黒聖典は別に強さの順番に並んでいるわけではあんまりないです。神人は上に行きますけど、基本は空いた場所に入る感じになりますので。この空く というのは任務中の死亡もありますが、引退などもあります。そのため、漆黒聖典以外でも英雄の領域に到達した人物がいたりもします。法国は純粋な人間種の 国で比較すると、大陸全土でトップの戦闘能力を保有しております。


追記:これは丸山の勝手な妄想ですので、実際に文章で公開された際、結果が異なる場合は高いです。一部の強さがほとんど団子なので、下が上を倒すことは十分にあり得るんです!

となっています。


Q2.誰が一番強いの?(守護者編)

シャルティア・ブラッドフォールン 総合能力最強。序列1位。
マーレ・ベロ・フィオーレ 広範囲殲滅最強。序列2位。
アルベド 防御最強。序列3位の一人。
コキュートス 武器戦闘最強。序列3位の一人。
セバス・チャン 肉弾戦最強。序列3位の一人。
アウラ・ベラ・フィオーラ 集団戦最強。序列6位の一人。
デミウルゴス 第三段階形態”アインズ・ウール・ゴウンにおいて最も恐ろしい悪魔の姿”の状態で漢(おとこ)の浪漫最強。序列6位の一人。
ヴィクティム 時間稼ぎ最強。そもそも戦闘力は無い。
ガルガンチュア ゴーレムなので序列に入っていない。ただし、戦えばシャルティアにも勝つ。

となっています。


シャルティア公式設定

 一対一の戦闘においては階層守護者の中で最強を誇る。

書籍版(6巻P109)シャルティアマーレを指して

「特に守護者の中でも強さ序列一位と二位の二人までも来てくれるとは…」

書籍版(2巻P230)

  アウラナザリック階層守護者の中でその強さはブービーである。領域守護者の中でアウラよりも強いものがいるぐらいだ。

書籍版(1巻P148)

 ナザリック地下大墳墓において、肉弾戦では最強レベルのNPCは四人いる。武器を持たせれば最高の攻撃力を持つコキュートス、重装甲に身を包み、守護するという意味では他に比肩を許さないアルベド。純粋な格闘戦では最も優れ、真の姿を見せればトータルとしての戦闘能力で先の二者を凌ぐだろうセバス。そしてこれら三人をさらに凌ぐのが一人。

web版(王都-14)

 デミウルゴスの肉体能力は守護者の中では最弱である。アインズには流石に負けないにしても、それ以外の者には勝算は確実に無い。戦闘メイドと五分、もしくは多少優れる程度だ。

書籍版(3巻P178)

 シャルティア・ブラッドフォールンは強い。単純に守護者だけで強さを競うのであれば、彼女はガルガンチュアを除けば最強である。

特典小説(1巻51頁)

 コキュートスアルベドに強く、セバスに弱い。セバスコキュートスに強く、アルベドに弱い。アルベドセバスに強く、コキュートスに弱い。

特典小説(1巻61頁)

 ナザリック内でもマーレに勝てると目されているのは、シャルティア・ブラッドフォールンアルベドだけだ。

Q3.誰が一番強いの?(ナザリック編)

1位・八階層のあれら ナザリック最大戦力。詳細不明。
2位・ルベド 個としては最強。
3位・たっち・みー 戦士職最強。
4位・ウルベルト・アレイン・オードル 魔法職最強。
5位・アインズ・ウール・ゴウン(モモンガ) フル装備でこの辺り。
6位・階層守護者 上位 シャルティア等。
7位・セバス・チャン ドラゴン形態でこの辺り。
8位・紅蓮 第7階層で戦う事が前提。
9位・階層守護者 下位 アウラ等。
10位・その他 ハムスケ等。

web版(外伝:ナザリックの『守護者アウラちゃん』 )セバスについてアウラの台詞

 「竜人形態を取ったら直接戦闘能力はナザリック最強だからね」

web版(集結)セバスに対する評価

 1つは絡め手無しの真っ向勝負においては最強であり、コキュートスですら追いつけない存在を、偵察という簡単な任務に出したことに対する困惑だ。

書籍版(7巻P384)「8階層のあれら」について

 その場合は八階層にいる最大戦力を用いても

書籍版(7巻P354)ルベドについて

 あれに勝てるのは八階層に配置したあれらを、ワールドアイテム併用で使った場合のみだ。流石にあの内の一体とまともに戦えるとは思えないが…

書籍版(7巻P354)ルベドについて

 ナザリック最強の個、ルベド。純粋な肉弾戦に置いてはセバスコキュートスアルベドよりも上だ。おそらくはフル武装のアインズですら勝てない